ドコモ・システムズ、位置情報管理サービス「DoCoです・Car」がデジタル式運行記録計に対応
位置情報管理サービス「DoCoです・Car」が
デジタル式運行記録計に対応リアルタイム車両動態管理が可能に
~富士通製車載ステーション「MBCD/communications」に対応~
ドコモ・システムズ株式会社(以下:ドコモ・システムズ本社:東京都港区代表取締役社長:中津川丹)の位置情報管理サービス「DoCoです・Car」が、デジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)に初めて対応することになりました。「DoCoです・Car」による位置情報にデジタル式運行記録計の機能が連携することにより、車両動態管理が可能となって効率的な運輸体制が構築できます。
今回、対象となるのは富士通株式会社製車載ステーション「MBCD/communications」※1で、「DoCoです・Car」のサービスをご利用いただけます。
運送業界などにとって、環境への配慮やドライバーへの安全運転/経済運転の指導が欠かせない昨今、運行管理システムや、デジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)の導入が急務となっています。
今回、「DoCoです・Car」の対応端末に「MBCD/communications」が加わったことにより、同機が有するデジタルタコグラフの各機能に加えて、各車両の位置情報、並びに「実車/空車」ステータス把握のリアルタイムな車両動態管理が可能となり、より効率的な運輸体制を構築いただけます。なお、当該機種は国土交通省認定機器となっています。
「DoCoです・Car」はGPS衛星とNTTドコモのDoPaを利用して収集した位置情報をインターネット経由で閲覧できるサービスです。ASP※2サービスのため、低コストで利用可能な点が大きな特徴の1つです。
これまで運行情報管理を目的としたASPサービスでは、車両からASPセンターへの通信料金は、サービス利用料金と別途にかかってしまうのが通常でした。しかし、「DoCoです・Car」では、車両からの1回/10分(標準※3)の通信料金を利用料金に含み、毎月3,000円~/台の定額制にてサービスを提供いたします。
現在「MBCD/communications」をお使いの方はもちろん、今後、導入を予定されている方にも、通信機器の追加取付と簡単な設定でご利用いただけます。
※1 MBCD/communications・・・富士通株式会社製デジタル式運行記録計対応の車載ステーション累計販売台数95,000台
※2 アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略。ユーザーがソフトを所有して利用するのではなく、専門のASP事業者が提供するサービスを利用するものです。ASPサービスでは、サーバ上のソフトウェア、アプリケーションを必要な時に、どのような場所からでも利用することができる。加えてソフトやアプリケーションの購入・開発費がかからず、低額の料金でサービスを受けられる。また、ユーザーは、ソフト/アプリケーションのバージョンアップといったメンテナンスの手間もなく常時最新のサービスを受けられる。
※3 位置情報の送信間隔は標準:1回/10分のほか、1回/5分、3分、1分のオプション選択が可能(サービス側で別途、オプション料金が必要)。
※以下、添付資料参照
◆サービスのイメージ
◆「MBCD/communications」製品イメージ
◆「DoCoです・Car」提供機能の概要
■基本機能
・定期検索・随時検索・履歴管理・ランドマーク登録
■オプション機能
・IDの追加・住所検索・履歴の一括ダウンロード・On i-mode・グルーピング
※「DoCoです・Car」はNTTドコモの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。