日本軽金属、三菱商事とアルミニウム合金事業を統合
三菱商事とのアルミニウム合金事業の統合について
本日、日本軽金属株式会社(本社:東京都品川区、社長:佐藤薫郷)と三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小島 順彦)は、2007年4月1日付けで、両社が国内外で行う鋳物・ダイカスト用アルミニウム合金の製造、販売に関する事業を統合することで合意しました。
統合は、当社のメタル合金事業部が行う当該事業を分割し、三菱商事の100%出資子会社である株式会社エム・シー・アルミに対し承継させ、これに際して株式会社エム・シー・アルミが発行する新株を当社が引き受ける方法を採ります。これによる新株発行後の承継会社に対する出資比率を、日本軽金属55%、三菱商事45%とし、同社を当社の子会社といたします。また、承継会社の新社名は日軽エムシーアルミ株式会社(英文商号:NIKKEI MC ALUMINIUM CO., LTD.)に変更いたします。
両社は本事業統合を通じて、日本軽金属が有するアルミニウム合金開発力・製造技術力、三菱商事、エム・シー・アルミが国内外に有する生産拠点と海外での事業経験など、両社の強みを活かした相互補完を進め、より一層の差別化と収益力の強化を行い、更なる企業価値の向上を目指します。
【統合後の新会社概要】
(1) 社名 :
日軽エムシーアルミ株式会社
(英文名:NIKKEI MC ALUMINIUM CO., LTD.)
(2) 事業内容 :
アルミニウム合金の製造、販売
(3) 分割年月日 :
2007年4月1日
(4) 資本金 :
10億円
(5) 出資比率 :
日本軽金属55%、三菱商事45%
(6) 本店所在地 :
東京都
(7) 国内工場 :
5工場(長野県千曲市、栃木県さくら市、静岡県袋井市、愛知県幸田町、三重県伊賀市)
(8) 海外子会社 :
4社(米国、中国、タイ(2社))
(9) 生産能力 :
310,000トン/年(国内190,000トン/年、海外120,000トン/年)
(10) 従業員数 :
500名(国内250名、海外250名)
以 上