ヤマハ発動機、一体成型三重構造の流し釣り用小型フィッシングボートを発売
「Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ．２１」新発売
ＦＯＡＭＡＰを採用した小型フィッシングボート
ヤマハ発動機株式会社では、流し釣りに対応した小型フィッシングボート「Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ．２１」を９月２５日より新発売します。
「Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ．２１」は、艇体に一体成型三重構造「ＦＯＡＭＡＰ（フォアマップ）」を採用し、最高レベルの不沈性を実現したフィッシングボート「ＢＡＹＳＰＯＲＴＳ２１」をベースに、底釣りや流し釣りに特化した釣り機能性を充実させたニューモデルです。ブリッジ内収納スペースを拡大したほか、操船席からでも釣り竿を出せる形状のハードトップを採用しています。
※製品画像は添付資料を参照
＜発売日＞
２００６年９月２５日
＜販売計画数＞
５０隻／初年度
＜メーカー希望小売価格例（艇体・エンジン＋限定沿海セット価格）＞
Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ，２１ Ｆ９０ ￥３，１５５，８２８
［（本体価格￥２，７９０，０００＋法定安全備品他価格￥２１５，５５０）・消費税￥１５０，２７８］
Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ，２１ Ｆ１１５ ￥３，３３８，８４３
［（本体価格￥２，９６４，０００＋法定安全備品他価格￥２１５，８５０）・消費税￥１５８，９９３］
●法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用、・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。
＜開発背景＞
「Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ．２１」は、ボートフィッシングの中でも根強い人気の「底釣り」や「流し釣り」に対応し、２１フィートというサイズながら細部にわたって釣り機能を充実させたニューモデルです。不沈性能に優れた「ＦＯＡＭＡＰ」を採用した「ＢＡＹＳＰＯＲＴＳ２１」の艇体をベースに、風雨を防ぐハードトップを備えた大型ブリッジを採用するなど、稼働率の高いボートフィッシング愛好家の要望に応えるボートです。
＜主な特徴＞
●最高レベルの不沈構造「ＦＯＡＭＡＰ」を採用
ＦＲＰ積層板の間に高圧でウレタンを注入して一体成形した三重構造「ＦＯＡＭＡＰ」を採用。剛性にも優れた構造体で、艇体に穴が開きにくく、万が一、艇体の一部が破損して浸水しても、ある程度の穏やかな海象条件であれば自走で航行できる性能を有します。
●釣りやすさを追求したレイアウト
ウォークアラウンドのデッキレイアウトを採用し、バウデッキを始め広い釣りスペースを確保。さらに、操船席に居ながらにして釣りができる設計のハードトップを採用することで、流し釣りや底釣りに対応しています。
●使いやすいブリッジ
「Ｆ．Ａ．Ｓ．Ｔ．２６」の流れを汲むスタイリッシュな大型ブリッジの採用で、収納性を大幅に向上。通常、運転席横に設置するカディ入口をブリッジ前部に変更することにより、運転席周りにゆとりを持たせるとともに、収納の利便性を高めています。
●流し釣りの機能性を向上
トローリング機能を採用したＦ９０搭載モデルでは、アイドリング回転数を約５０ｒｐｍ刻みで５５０ｒｐｍ～１，０００ｒｐｍの間で調整が可能。さらにオフセットスパンカー（オプション）を装備することで、主機を下げたままでも高い風流れ抑止性能を発揮し、流し釣り性能を向上させています。
※オフセットスパンカー：船外機艇におけるスパンカー取り付け位置をオフセットして後方に移設することで、スパンカーによる風立ちの効果を高め、風による横流れを大幅に低減させるシステム。
●コマンドリンクシステム採用
船外機から送り出される情報（デジタル信号）を元に、高度なデジタルネットワークを構築するシステムが「コマンドリンク」です。操船席とエンジン間において、操船者にエンジン状態、走航状態、警報や点検メッセージなど多様な情報をメーターに表示して知らせ、使いやすさを向上させる総合システムを採用しています。
＜側面図、デッキレイアウト図※オプション装備品を含む＞
※参考資料参照
■主要諸元
※添付資料参照
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