NTTソフトウェア、無線制御技術を応用したモバイルセントレックスソリューションを販売
~無線通信環境における問題を他社に先駆け解決!!~
モバイルセントレックスソリューション「ProgOffice(TM)」
9月1日(金)より販売開始
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:鈴木 滋彦)は、独自開発の高度な無線制御技術を駆使したモバイルセントレックスソリューション「ProgOffice(TM)」(=プログオフィス)を、来る9月1日(金)より販売します。販売対象を内線数500までの中規模企業とし、既存の他社製品に比べ導入価格を抑制することで積極的な拡販を進め、今後3年間で15億円の売上を目標としています。
NTTソフトウェアは設立当初より、NTT研究所の先端技術を活用した高信頼性通信システムの開発技術蓄積をおこなってきました。また、無線制御技術についてもNTT研究所やグループ企業との協業によりノウハウを蓄積しており、無線IP電話の企業需要が本格化しつつあるなかで、今回開発した「ProgOffice(TM)」は、当社の技術的優位性により、企業がお使いの携帯電話の内線利用が抱える通話品質の課題を解決します。
<ProgOffice(TM)の既存競合サービスとの比較優位性>
1.高接続性 無線LAN環境でも、独自の無線制御技術により安定した通話を実現(特許出願中)
2.高可用性 キャリアグレードの稼働率・信頼性
3.高カスタマイズ性 新機能追加や業務システムとの連携などカスタマイズ可能
4.マルチベンダ対応 メーカーに依存せずお客様のニーズに合わせて端末を選定
「ProgOffice(TM)」は、当社が独自開発した高度な無線制御技術を応用し、不安定な無線通信環境においても安定した通話品質を提供します。たとえば、無線IP電話の電波状態やアクセスポイントの利用状況を把握し、通話に適したアクセスポイントに自動的に切り替えることにより、安定した通話を提供します。この無線制御技術は、現在特許出願中です。
「ProgOffice(TM)」は、NTT研究所で培った高い信頼性をベースに、システムの核となるサーバーを多重化することにより、24時間365日稼動できる強固な信頼性を実現しています。構成するソフトウェアについては製品仕様から独自開発しているため、既存の業務システムとの連携や、新規機能の追加など、顧客企業の導入計画・形態に合わせてカスタマイズすることが可能で、高い拡張性をもちます。当初は、NTTドコモのデュアル対応携帯端末N900iLを使用したサービス提供となりますが、順次廉価な多種携帯端末やPDAなどにも対応予定です。
モバイルセントレックスは、2004年11月のN900iL発売以来、既に多くの企業で導入されています。導入による通信コストの削減は20%を超えるとの試算もあり、今後、中規模の企業への導入が進むと考えられます。
NTTソフトウェアでは、(1)技術的な優位性、(2)コスト競争力、(3)グループ会社との協働による営業と保守・管理体制を強みとし、新たな主力事業として拡販を進める考えです。
■「ProgOffice(TM)」基本仕様
●内線仕様
○最大収容端末数 500端末
○接続可能端末 携帯電話(ドコモN900iL)、固定IP電話、ソフトフォン
○接続可能アクセスポイント数 32個(拡張可能)
○無線部仕様 暗号化、端末認証、RF監視、負荷分散、輻輳制御 等
●外線仕様
○接続可能網 NTTひかり電話ビジネスタイプ、INSネット64、 INSネット1500
※ゲートウェイの最大収容数は64
●サービス仕様
○代表発着信機能、保留機能、転送機能、留守番電話、電話会議、ワンナンバーシェアリング 等
※いずれの機能も端末種別にかかわらず利用可能。
●その他
○ひかり電話コンバータ内蔵
○FOMA・SIPプロトコルコンバータ内蔵
○IP FAX対応
■「ProgOffice(TM)」システム構成例
添付資料をご参照ください。
■ご参考(製品名 「ProgOffice(TM)」について)
「ProgOffice」=「Progressive」+「Office」
「Progressive」とは、“(絶えず)前進する” “進歩的な” “革新的な”などの意味の形容詞です。
■NTTソフトウェア株式会社概要
NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にIT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守、運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。パッケージ製品にシステムインテグレーションを組み合わせる「パッケージ型SI」と、顧客独自のシステムを一から構築する「スクラッチ開発型SI」を、顧客のニーズに合わせて最適にソリューション提供するとともに、標準的な機能を抽出して独自ソリューションへも展開しています。
「ProgOffice(TM)」ページはこちら
http://www.ntts.co.jp/products/progoffice/index.html