フェンリル、米グーグルと提携でGoogle検索エンジンを「Sleipnir」のWeb検索に採用
Fenrir&Co.米Googleとの業務提携を発表
Google検索エンジンをSleipnirのデフォルトWeb検索に採用
機能とデザインを融合させたソフトウェア開発のフェンリル株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役:柏木泰幸、以下Fenrir&Co.)と、インターネット検索世界最大手のGoogle Inc.(本社:カリフォルニア州、会長兼最高経営責任者:エリック シュミット、以下Google)は、9月1日より、Fenrir&Co.が提供するインターネット閲覧ソフト「Sleipnir(スレイプニル、又はスレイプニール)」、及び「Grani(グラニ)」においてGoogleの検索エンジンを採用し、各ブラウザのデフォルトウェブ検索における検索サービスを提供開始することに合意しました。
Sleipnirは、株式会社インプレスR&D発行の「インターネット白書2006」(監修:財団法人インターネット協会)によると、利用しているブラウザソフトの回答において国内で三本の指に入る、6.0%のシェアを獲得しています。またGraniはFenrir&Co.がより多くのインターネットユーザーに"ブラウザにも様々な選択肢が存在し、乗り換えることが可能であることを世の中に訴求する"考えから開発され、洗練されたデザインの使いやすいインタフェースで、容易で快適なブラウジング体験ができるように最適化されたブラウザです。
今回の提携は、ウェブ検索にGoogle検索エンジンを望む、Sleipnir及びGraniユーザー、その声に応えたいFenrir&Co.そして、検索エンジンの日本市場におけるシェア拡大を目指すGoogleの3者のニーズを満たす形で実現したものです。Googleの提供する検索エンジンは世界最大規模のサイトインデックス保有数を誇りますが、Sleipnir及びGraniの「検索バー」がシームレスに連係することで、より早く探している情報にたどり着くことが可能になります。
この度の提携に伴い、当社代表取締役社長の柏木泰幸は、「Google Inc.との業務提携により、当社製品のユーザーから予ねてより要望の多かったGoogle検索エンジンをSleipnir及びGraniのデフォルトのウェブ検索に採用するに至ったことは、Fenrir&Co.にとって誇るべき大きなトピックスであり、大変喜ばしいことだ。今回提供するウェブ検索はGoogleの検索技術を、弊社保有のインタフェース・デザイン・コンセプトを反映したブラウザと組み合わせることで、視覚的に目的のサイトを探しやすくすることにこだわったものになっている。これにより、ユーザーは「検索」という行動に今まで以上の満足を得ることができるはずだ。今後も当社ソフトウェアを利用することでハピネスを感じることができる環境の構築に注力していきたい。」とコメントしています。
また、検索結果ページにはGoogleの提供するアドワーズ広告を採用し、検索結果に加え、検索キーワードに沿ったテキスト広告を表示することで、Sleipnir及びGraniユーザーが探そうとしている情報に合致した広告を含めた有益な情報の提供を可能としますが、検索結果ページで提供する情報は、Googleの検索結果とアドワーズ広告に絞ることで、広告効果の最大化と直感的な検索行為から特定のWebサイトを見つけ出すことを最優先したシンプルなデザインを実現しています。
Google検索エンジンを採用したインターネット検索サービス提供開始日:
2006年9月1日(金)
*会社概要は、添付資料をご参照ください。