ヤマハ、台湾のギター生産現地法人を2008年に解散
ギター海外生産法人(台湾)解散決定のお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、台湾のギター生産現地法人である高雄山葉股分有限公司(略称高雄ヤマハ、台湾高雄市)の解散を決定いたしましたのでお知らせします。
2007年1月末に生産活動の終了、3月末の営業終了の後、2008年に会社清算の予定です。
高雄ヤマハは、1970年に台湾の輸出加工区に設立した生産現地法人で、ギター等の生産拠点として操業を開始し、その後、全社の事業展開に伴いスポーツ用品、業務用音響機器などの生産等、生産品目の変遷を経て、現在はギターのみの生産活動を行っています。
当社は、楽器生産拠点の競争力強化策を推進しておりますが、今般、現状および今後を改めて見通す中で、高雄ヤマハは、その使命を終えたとの判断に至り、生産終了と解散を決定したものです。
今後のギター生産については、中国の生産現地法人、杭州ヤマハ楽器有限公司(略称杭州ヤマハ)と、インドネシアの生産現地法人、ヤマハ・ミュージック・マニュファクチュアリング・インドネシア(略称YMMI)での増産で行っていく計画です。
尚、本件の当期連結業績への影響は、清算に伴う法人税等の調整もあり軽微です。
1.会社概要
社 名:高雄山葉股分有限公司(略称高雄ヤマハ1970年設立)
所在地:台湾高雄市
代表者:総経理富田淳爾
資本金:465百万NT$ (ヤマハ株式会社100%出資)
事業内容:ギター生産
従業員数:370名(内駐在員2名)
売 上:933百万NT$ (2006年3月期実績)
2.日程
生産終了:2007年1月末予定
営業終了:2007年3月末予定
清算完了:2008年予定
3.閉鎖関連
雇用関係:従業員は解雇の予定です。
閉鎖費用:約477百万NT$を予定しております
以 上