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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.06.Thu
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2007'03.11.Sun

IDC Japan、国内テープストレージ市場動向を発表

国内テープストレージ市場動向を発表

・国内テープストレージ市場売上金額は、前年比6.1%減580億2,200万円、5年連続のマイナス成長
・LTOを中心とするミッドレンジ製品は順調に成長


 IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内テープストレージ市場の2005年の実績と2010年までの予測を発表しました。それによると、2005年の国内テープストレージ(テープドライブとテープオートメーションの合計)の売上は、前年比6.1%減の580億2,200万円となりました。2005年~2010年の国内テープストレージ市場の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は、売上金額でマイナス2.8%と予測しています。

 テープストレージ市場がマイナス成長を続けている要因は、テープストレージ最大の用途であるバックアップの手法が変化していることが挙げられます。サーバーのバックアップでは、1対1のローカルバックアップから統合型バックアップへのシフトが加速しており、それに伴い単体テープドライブの利用が減少しています。また、ディスクベースのバックアップも普及が拡大していることも、テープストレージへの需要減少の要因となっています。

 テープストレージ市場全体は減少を続けていますが、テープドライブ、テープオートメーション市場ともにミッドレンジ製品、とりわけLTO製品は順調な成長を続けています。2005年の国内テープドライブ売上に占めるLTOドライブ売上の割合は42.3%(前年34.9%)と、初めて国内テープドライブ市場において最大の売上規模のテープテクノロジーとなりました。LTOドライブの高成長を牽引しているのは、低価格のハーフハイトLTOドライブの成長です。2005年のハーフハイトドライブの出荷台数は2004年と比較して5倍以上増加し、LTOドライブの出荷台数に占めるハーフハイトドライブの割合は41.2%となりました。通常のミッドレンジテープドライブと比べ低価格でありながら、容量100GB~200GBという高い記憶容量を提供していることで、ローエンドサーバーでの採用が急速に拡大していると考えられます。2006年には、ハーフハイトドライブの出荷台数はさらに大幅に成長する見込みです。

 また、2005年の国内テープオートメーション売上に占めるLTOテープオートメーションの売上の割合は66.5%(前年52.0%)に高まりました。特に、LTOオートローダーの出荷が好調で、2005年の売上は前年比34.4%増加しました。ハーフハイトドライブを搭載した低価格オートローダーの出荷によって、従来ローエンド製品を利用していたユーザーに需要の裾野が広がったと考えられます。一方、主にメインフレームで使用されるエンタープライズテープオートメーションの割合は、国内企業のメインフレーム投資の縮小に伴い、20.3%(前年31.2%)に低下しました。

 IDCでは、2005年~2010年の国内テープストレージ市場のCAGRを売上でマイナス2.8%と予測していますが、LTOを中心とするミッドレンジ製品はプラス成長を続けるとみています。

 IDC Japanストレージシステムズリサーチアナリストの高松亜由智は「テープストレージサプライヤーにとっては、ユーザーのストレージ投資姿勢の変化を的確に捉え、テープストレージを従来のバックアップシステムとしてだけではなく、セキュリティ確保、災害対策、法規制への対応を実現するソリューションの重要な要素として、ユーザーに提案することが重要になってきている」と分析しています。

 今回の発表はIDCが発行したレポート、「国内テープドライブ/テープオートメーション市場 2005年の分析と2006年~2010年の予測」(J6030107)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内テープドライブとテープオートメーションの2003年から2005年までの出荷実績および市場分析、2006年~2010年までの予測を売上、出荷台数の観点から行っています。また、テープドライブは容量帯別に、テープオートメーションは搭載カートリッジ巻数別に出荷実績調査と予測を行っています。

(※レポートの詳細については IDC Japan へお問合せ下さい。)

国内テープドライブ/テープオートメーション市場 2005年の分析と2006年~2010年の予測


<参考資料>(*添付資料参照)
国内テープストレージ市場売上予測、2005年~2010年
Source: IDC Japan, 9/2006


<一般の方のお問合せ先>
IDC Japan(株)セールス
Tel:03-3556-4761 Fax:03-3556-4771
E-Mail:jp-sales@idcjapan.co.jp
URL:http://www.idcjapan.co.jp



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