日本郵船、仏社と新造エルエヌジー船による６年間の定期傭船契約を締結
フランスガス社（Ｇａｚ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ）向け
新造エルエヌジー船、６年間の傭船契約締結
当社は、このほどフランスガス社（注）と新造エルエヌジー（液化天然ガス、ＬＮＧ）船による、６年間の定期傭船契約を締結いたしました。
今回の同社との契約は、２００４年に締結した２０年間の定期傭船契約に次ぐものとなります。当社のＬＮＧ船の安全運航体制と長期に亘る安全運航の実績が高く評価され、２隻目の契約に至りました。
当社は、この様な定期傭船契約の他にも、同社とは新造ＬＮＧ船の共同発注・共同保有や、同社船舶管理会社ガスオーシャン（Ｇａｚｏｃｅａｎ）への出資等、船舶管理に関わる協力も行っております。
９月２０日（水）、フランスガス社よりエドアルド・ソバージュ氏（Ｖｉｃｅ Ｐｒｅｓｉｄｅｎｔ Ｇａｓ Ｓｕｐｐｌｙ， Ｅｄｏｕａｒｄ Ｓａｕｖａｇｅ）他、同社幹部が当社を訪問、宮原耕治社長、山脇康副社長、仙波雄二経営員と会談し、両社のより一層の関係強化を確認いたしました。
当社は、今後共、欧州のみならず世界各地のガス会社・電力会社のニーズを適確に捉え、新たなＬＮＧ輸送ビジネスの獲得を進めて参ります。
以上
【新造エルエヌジー船概要】
建造先 ： 韓国 現代重工業
所有形態 ： 日本郵船、三井物産との共同出資会社による保有
竣工予定 ： ２００８年５月
タンク・容量 ： メンブレン型（ＭＫ ＩＩＩ） １４９，７００ｍ３
推進システム ： スチームタービン
（注）フランスガス社（Ｇａｚ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ）
２００５年７月に株式を上場した元フランス国営のガス会社（フランス政府の持ち株８０％）。欧州最大手のガス会社の一つであり、約５３，０００人の従業員を抱える。２００５年の売上高は２２３．９４億ユーロ（約３兆３，０００億円）。