バンダイビジュアル、押井守監督の劇場用長編アニメ「立喰師列伝」のDVDを発売
新技法"スーパーライヴメーション"を駆使して制作された斬新な映像
鬼才・押井守監督最新作
『立喰師列伝』のDVDを9月22日に発売
初回限定生産のコレクターズセットは、特典ディスク、解説書付の豪華仕様
バンダイビジュアル株式会社は、日本を代表するトップクリエイター・押井守監督の最新作でデジタル技術を駆使した"スーパーライヴメーション"という今までにない手法で制作された劇場用長編アニメ作品『立喰師列伝』のDVDを、9月22日に初回限定生産のコレクターズセット(10,290円/税込)と通常版(5,040円/税込)の2種類で発売します。
販売ルートは、全国の家電量販店の映像ソフト売場、CDショップの映像ソフトコーナー、インターネットショップ等です。また、DVDでのレンタルも同時にスタートします。
■『立喰師列伝』について
『立喰師列伝』は、押井守監督(『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』)の最新劇場アニメーション作品で、喰い逃げを生業とする<立喰師>と、蕎麦屋や牛丼店、ハンバーガーショップなど時代を象徴する飲食店との丁々発止の攻防を、戦後の昭和史を織り交ぜながら独特の映像で描いています。2006年4月に劇場公開され、話題を呼びました。
デジタル写真を取り込み、その写真をベースに3DCGアニメーションを制作するという新技法"スーパーライヴメーション"を駆使した新感覚の映像を実現しており、登場人物には、石川光久氏(プロダクション・アイジー代表取締役社長)、鈴木敏夫氏(スタジオジブリ代表取締役社長)、樋口真嗣氏(映画『日本沈没』監督)、川井憲次氏(作曲家、『DEATH NOTE』、『イノセンス』)、寺田克也氏(イラストレーター、漫画家)、河森正治氏(『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』監督)をはじめとする業界著名人が多数出演しています。
また、本作品は第63回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門に正式招待されました。
【ストーリー】
歴史の闇にその名を刻んだ者たち─あらゆる飲食店を戦慄させた伝説の仕業師、<立喰師>たちの物語。
物語の幕開けは、第2次大戦直後の闇市。バラックの立ち並ぶ焼け跡に一軒の立ち喰い蕎麦屋があった。そこにひとりの男が現れる。長髪のその男は店主に向かいこう言った。「月見。・・・そばで」卵を先に割りいれた蕎麦に、そろそろと出汁が注がれる。と、丼の中に黄色い月にふいにかかる薄い雲。「いい景色だ・・・」男がつぶやくのを聞いて、店主がたまらず叫ぶ。「たかが、蕎麦じゃねえか!」 その叫びを端緒にして、伝説の立喰師"月見の銀二"のゴトが始まった。
時は流れて'60年。日米安保条約で揺れる永田町。連日のデモで騒然とする国会議事堂の近くにある蕎麦屋に、美しい女が一人入っていく。「ケツネ。・・・おそばで。あ、コロッケも欲しいな」彼女こそ美貌を武器にゴトを働く"ケツネコロッケのお銀"である。その後も続々と現れる8人の伝説の立喰師たちの物語がいま始まる。
■特典満載のコレクターズセット
初回限定生産のコレクターズセットには、本編ディスクに加え、3DCGの制作過程や音響、編集など『立喰師列伝』制作の舞台裏を余すことなく紹介する120分の特典映像が収録されたスペシャルディスクが付属しています。また、アフレコ台本を縮小して複製したレプリカ台本、64ページの特製ブックレットも同梱しています。
<商品概要>
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