アイシン精機、「レクサスLS460」の駐車補助システムをトヨタと共同開発
レクサスLS460に搭載の新型インテリジェントパーキングアシストを
トヨタ自動車株式会社と共同開発
アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市 社長:山内康仁)は、9月19日発売のレクサスLS460に搭載された新型「インテリジェントパーキングアシスト」で、当社がもつカメラによる画像認識技術に加え、超音波センサー(*)による車両検出技術をトヨタ自動車株式会社と共同開発し、利便性の向上を図りました。
「インテリジェントパーキングアシスト」は車両後方カメラの映像から駐車目標位置を設定し、駐車時のハンドル操作を制御することで運転者の縦列駐車や車庫入れを支援する世界初のシステムとしてトヨタ自動車株式会社と共同開発し、2003年 9月に「プリウス」に搭載されました。2005年11月発売の「プリウス」では、車両後方カメラの映像を画像処理して駐車枠(白線)を認識し、駐車目標位置を設定 する「駐車枠認識機能」を追加しました。
今回レクサスLS460に搭載された新システムでは、駐車枠認識機能とあわせて、車両前部に取り付けられた新開発の超音波センサー(*)により、駐車中の他車両の位置を検出、その結果をもとに駐車空間を推定し、目標駐車位置を設定します(世界初)。ドライバーによる駐車位置の設定・調整操作を大幅に簡略化し、利便性の向上をはかりました。
当社ではITS関連の取り組みとして、画像処理技術を応用した「駐車アシストシステム」、「レーンモニタリングシステム」、「車両周辺監視システム」、「顔向き検知システム」などの製品を提供してきており、今後とも、これら運転支援領域の開発を強化し、安全性や利便性の向上をめざしていきたいと考えております。
(*)株式会社デンソーが新たに開発
記
1. 商品名:
インテリジェントパーキングアシスト
2. 特長:
カメラによる駐車枠認識機能と超音波センサーによる駐車中の他車両検出技術の組み合わせにより、駐車空間を推定し、目標駐車位置を設定。ドライバーによる駐車位置の設定・調整操作を大幅に簡略化し、利便性を向上。
以 上