日本テクトロニクス、計測機能を強化した新型ビデオ・アナライザーを発表
日本テクトロニクス、計測機能を強化した新型ビデオ・アナライザを発表、
既存のオシロスコープへのビデオ・アナライザ機能追加も可能に
日本テクトロニクス株式会社(代表取締役社長 鈴木有國 Tel 03-6714-3111)は、計測機能を強化し、データ処理速度を向上させた新型ビデオ・アナライザ「VM6000型」の販売を10月16日より開始することを発表します。VM6000型は、これまでのVM5000型の豊富なビデオ測定機能を継承しつつ、さらなる高速・高機能を実現したビデオ・アナライザです。
VM6000型に搭載される最新のビデオ信号測定ソフトウエアは、ビデオ信号の計測機能がさらに強化されています。新たに追加されたビデオ信号フォーマットの自動認識機能により、設定にかかる時間を大幅に短縮し、複数フォーマットを扱う作業の効率を高めます。オプションSD/HD型には、H/V同期測定、H同期ジッタ測定、ひずみ測定などの測定機能が追加されます。また、従来からの機能である複数のラインを指定して計測が行えるブロック・モード、レベル測定/ノイズ測定における計測位置のユーザ定義なども大幅に強化され、より広範囲のアプリケーションに対応できます。
VM6000型は、12.1型XGA解像度の大型タッチパネル・ディスプレイを持つ最新のオシロスコープをプラット・フォームに採用しています。
このため豊富なビデオ信号測定以外にも、オプションを選択することで、ベースとなるオシロスコープのタイミング測定、ジッタ測定、パワー測定、シリアル・データ、イーサネット、USB2.0適合性テストなどにも対応可能です。
VM6000型と同時に、オシロスコープ用のアップグレード・キットの販売も開始します。このアップグレード・キットは、TDS5000シリーズ、TDS5000Bシリーズ、DPO7000シリーズのオシロスコープにそれぞれ適応されます。お客様は、既存のオシロスコープをアップグレードすることで、VM6000型のビデオ信号計測機能を追加できます。
■ビデオ・アナライザ「VM6000型」について
VM6000型は、コンポーネント・アナログSDTV、HDTV、RGBHVビデオ・フォーマットのビデオ信号の計測に対応し、必要な機能をオプションとして選択できます。フォーマットを幅広くサポートしているため、デジタル・セットトップ・ボックス、マルチメディアPC、グラフィック・カード、ビデオ半導体などの民生用HDTV映像機器やPCグラフィック・デバイスから出力されるビデオ信号を自動測定できます。デジタル回線による民生用の次世代ビデオ機器の開発を支援し、テストに要する時間を大幅に短縮できます。高速、高精度、高い信頼性を誇るVM6000型は、設計の検証、品質管理、自動検査装置(ATE)の分野において最適な製品です。
■販売開始日:2006年10月16日(予定)
■出荷開始日:2006年11月中旬(予定)
■販売価格:VM6000型 ¥3,987,900より (税抜 ¥3,798,000より)(予定)
※オプションSD型選択時
【 テクトロニクスについて 】
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。60年にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築ならびに管理をより良く行えるよう、汎用的な計測機器、ビデオ計測機器、ネットワーク計測、監視システム機器を提供しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界19か国で事業を展開しています。詳しくは、http://www.tektronix.comをご覧ください。日本テクトロニクスは、米テクトロニクスの100%出資の日本法人です。詳しくは、http://www.tektronix.co.jpをご覧ください。
【 お客さまからのお問合せ先 】
日本テクトロニクス株式会社 お客様コールセンター
TEL 03-6714-3010 FAX 0120-046-011
URL http://www.tektronix.co.jp/
Email ccc.jp@tektronix.com
TektronixおよびテクトロニクスはTektronix, Inc.の登録商標です。
イーサネットは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。本プレスリリースに記載されているその他すべての商標は、各社の商標又は登録商標です。