シスコ、世界最小クラスとなるCisco CRS-1の4スロットシステムを発表
シスコ、40Gbpsスロット ルーティング システムとしては世界最小となるCisco CRS-1の4スロットモデルを発表
インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:4億5千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、本日、インターネット プロトコル次世代ネットワーク(IP NGN)アーキテクチャの中核となる、業界トップクラスの「Cisco CRS-1」キャリア ルーティング システムのラインナップの拡張を発表しました。今回ラインアップに追加された、Cisco CRS-1の新しい4スロットシステムは、40Gbps/スロットのものとしては業界最小のシャーシで、320ギガビット/秒(Gbps)のスイッチング容量を実現したルーティングシステムです。
このCisco CRS-1の4スロットシステムは、より小さいフォームファクタで40Gbps利用したいという日本国内のサービスプロバイダーのご要求に基づいて開発したものであり、標準の19インチラック(奥行き800mm)での搭載が可能となります。
さらに、Cisco CRS-1の16スロットモデル、8スロットシステムと同様の常時稼動を実現する高い信頼性、様々なサービス需要に対応できる高い柔軟性を実現する革新的なハードウェア(40GbpsプログラマブルASIC、分散フォワーディングアーキテクチャ、マルチステージインテリジェントスイッチファブリックなど)、及びソフトウェアアーキテクチャ(マイクロカーネルベースの完全なモジュラ型ソフトウェアIOS-XR)を採用しています。
この小型で低コストなCisco CRS-1システムの導入により、サービスプロバイダーは320Gbpsのシングルシェルフから最大92TBpsを誇るマルチシャーシー構成までの卓越したスケーラビリティを有する幅広いラインナップのなかから、様々なPOPの規模や設置可能なスペース、トラフィック需要等に応じて、より最適な製品を選択でき、さらに柔軟なネットワーク設計および構築が可能になります。
またモデル間でラインカードモジュールおよびインタフェースモジュールの共用が可能であるため、継続的な投資保護も可能となっています。
これからも、サービス プロバイダーなどが一番の目標とする高速プレミアムサービスを実現、最先端のアプリケーションを配信するプラットフォームとしてCisco CRS-1で最適なソリューションを提供することを積極的に進めていきます。
販売時期と価格
Cisco CRS-1 4スロット シングルシェルフ システムは、2006年11月の販売開始で、日本におけるシステムの参考価格は3,336万3,000円からとなっております。
本日の発表に関する詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.cisco.com/jp/go/crs
シスコシステムズ株式会社について
シスコシステムズ株式会社は、米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコシステムズは、より安全で快適なインタネットネットワーキング環境の提供と、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、基盤となるネットワークにインテリジェンスを組み込みネットワークの可能性を解放する、IIN(Intelligent Information Networks)を提唱していきます。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/jp
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