セイコープレシジョン、登下校時の児童見守りシステムなど向け「おまもりタグ」を発売
SEIKOの『おまもりタグ』
「SecureTAG WT-200」発売のお知らせ
セイコープレシジョン株式会社は、特定小電力無線を使ったアクティブタグの新製品「SecureTAG WT-200」を発売開始(サンプル出荷2006年12月予定)いたします。本製品は、アクティブタグの特徴である電池を内蔵し、特定小電力無線により約50mの距離まで電波が届く利点を活かし、通学路全域にわたる児童登下校見守りシステムなど、広いエリアでの使用が可能になります。
セイコープレシジョンの従来品WT-102は、タグを付ける対象が「物」と「人」の兼用でしたが、今回の新製品は、「人」が持つ用途をメインターゲットとし、より使いやすい仕様としました。
【SecureTAG シリーズの主な特長】
・ 高信頼の特定小電力無線を使った小型軽量(65×36×9.5mm 約17g<電池含まず>)のアクティブタグ。
・ 電波の到達距離が50mあるので、広いエリアや市街地の道路沿いなど、電波を読み取るリーダ(同時発売 WR-200)の設置台数が少なくて済みます。
・ LFゲートも併用可能ですので、LF波(125kHz)の受信機能により、タグの動作モード設定の他、各所に設置したゲートを通過したことをタグが認識し、より細かな場所の特定が可能です。
・ 振動センサを内蔵し、持っている人の動きを関知していろいろな動作設定が可能です。
・ 電池は約3年(使用条件により異なる)で、ユーザーが交換可能なボタン電池を搭載しています。
【新製品WT-200で新たに搭載された機能】
・ 電池残量監視機能が搭載され、残量が少なくなると無線で通知します。
・ 押しボタンスイッチにより、緊急通報などを無線で通知します。
・ 製品前面のLED、ブザーにより、操作が確認できます。
・ 電波製品を使用できない場所への対応として、スイッチにより一時的に電波発信を停止することができます。
【児童見守りシステム】
最近、幼児・児童の安全への関心が高まり、登下校時の児童見守りシステムへの無線タグの応用が始まっています。本製品は、特定小電力無線を使い、より広いエリアの見守りと高品質な通信を可能にしており、設置するリーダーの間隔が広くて済むので、トータルコストも低く抑えられます。
【その他の用途】
・ 老人・障害者のサポートシステム
・ 会社・学校の緊急通報システム
・ 広いエリアやビル内の居場所特定システム
・ 入退場・入退室管理システム
・ メンバー・特定顧客来訪通知システム
セイコープレシジョンでは、初年度1万台の販売を見込み、さらに多くの用途展開を提案していく予定です。
以上
「おまもりタグ」および「SecureTAG」はセイコープレシジョン株式会社の登録商標です。
<お問い合わせ先>
セイコープレシジョン株式会社ソリューション事業本部
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