ITXグループ、金型製造業向け工程計画・管理パッケージ「かながた一番」を発売
株式会社ウェッブアイ
金型製造業向け工程計画パッケージ「かながた一番(仮称)」を発売
ITXグループの株式会社ウェッブアイ(東京都江東区 代表取締役社長 森川勇治、以下ウェッブアイ)は、この度、金型製造業向けの工程計画・管理ソフトウェアパッケージ「かながた一番(仮称)』を開発し、販売を開始します。なお、初年度売上は3億円、500社の顧客の獲得を目指します。
「かながた一番」は、製造業の現場部門が無理なく導入できるよう50万円を切る低廉な価格で、金型製造業の計画担当者の作業工程・加工工程設計、変更作業負担を軽減するとともに、迅速に精度の高い計画立案作業を実現します。また、ユーザーは「かながた一番」を利用することにより、従来の手書きによる方法や表計算ソフトを使用した工程設計・変更に比べ、以下の効果が期待できます。
(1)操作性が高く、短時間で視認性の高い工程表の作成が可能
(2)飛び込み作業や、緊急作業変更に対し、代替え案含めた複数の工程の組直し検討が可能
(3)負荷山積機能により、機械や要員の負荷・過不足状況が把握でき、事前の外注手配などの対処が可能
(4)工場、設備、職種ごとの稼働日・非稼働時間を踏まえた工程検討が可能
(5)実績工程情報を記録するため、精度の高い見積り情報として再利用が可能
金型製造業界は、現在、企業数が約12,000社、総売上額1.57兆円という大きなマーケットです。こうした金型業界の現場の抱える問題のひとつとして、頻繁な工程表の書き換えがあります。しかし、金型製造業界に向けた従来の計画策定・管理ソフトウェアパッケージ商品は、現場担当者が容易につかいこなせるようなツールとはなっておりませんでした。「かながた一番」はこうした問題点を踏まえ、使いこなすことが難しい自動スケジューリング機能の変わりに、柔軟性の高いマウスによる「差し立て」機能を実装するなど、現場担当者の使いやすさにこだわった商品となっております。「かながた一番」を利用することにより、これまで時間のかかっていた工程表の作成・更新作業が効率化でき、緊急の引き合いや特急作業に対する工程変更が可能となります。また、小規模の金型製造業でも導入・運営を容易にするために、必要な機能だけを実装することにより50万円程度の廉価なパッケージとしました。
ウェッブアイは今後も、プロジェクトマネジメントとITに精通したプロ集団として、プロジェクト遂行スタイルに適応した製品・サービスをご提供し続けて参ります。
また、同社に出資するITX-ネクストリーム1号投資事業有限責任組合を運営する株式会社ITXキャピタル・イノベーションは、ITXグループのみならず当該組合の出資企業等外部ネットワークを最大限に活用し、とりわけ、営業・マーケティング分野を中心として、ウェッブアイのスピーディな事業拡大を支援していきます。
【 商品の概要 】
商品名:かながた一番(かながたいちばん)
機 能:(1)標準工程登録機能
(2)ビジュアルな工程の設計、装置・要員への割付機能
(3)個別製番(工番)計画作成、製番(工番)計画取りまとめ機能(一括工程表示)
(4)表示切り換え機能(製番別、設備別、他)
(5)出力様式設計、工程表出力期間指定機能(週間工程表、月間工程表)
価 格:48万円(1ライセンス価格、2ライセンス以降19万8千円、売り切り価格、税別予定金額)
稼働環境:Windows XP,2000を搭載したデスクトップまたはノートパソコン
《株式会社ウェッブアイについて》
事業内容:自社開発による企業包括的プロジェクトマネジメント製品のライセンス提供
代表取締役:森川 勇治
設 立:2000年2月
資本金:209,604千円
所在地:東京都江東区有明3-1-22 TFTビル東館9F
株主構成:ITX-ネクストリーム1号投資事業有限責任組合(61%)、三菱UFJキャピタル(株)、NTTファイナンス(株)等
《ITXネクストリーム1号投資事業有限責任組合について》
未公開企業の成長支援を目的とし、日本政策投資銀行、ITX株式会社等が出資して2005年10月に設立。株式会社ITXキャピタル・イノベーションが運営を行っています。「技術力をもちながら営業・マーケティング力等が不足して商売に結び付けられていない企業」や「ある程度の市場ポジションを獲得した製品を開発できたが、次に続く製品の開発ができずに充分に事業成長が出来ていない企業」等を発掘し、成長資金を供給しています。
《株式会社ITXキャピタル・イノベーションについて》
事業内容:未公開企業支援および投資組合の運営他
代表取締役:萩原 明
設 立:2003年6月
資本金:40百万円
所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5
株 主:ITX株式会社他