日本産業機械工業会、2月の産業機械受注状況を発表
平成19年2月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は、4,731億5,400万円、前年同月比101.9%となった。
内需は、2,753億2,600万円、前年同月比108.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比117.4%、非製造業向けは同98.6%、官公需向けは同108.9%、代理店向けは同102.5%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(100.2%)、化学機械(冷凍含)(123.9%)、タンク(580.3%)、ポンプ(119.5%)、圧縮機(114.4%)、送風機(193.7%)、運搬機械(109.2%)、変速機(100.3%)、金属加工機械(112.1%)の9機種であり、減少した機種は、鉱山機械(76.8%)、プラスチック加工機械(85.2%)、その他機械(92.2%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,978億2,800万円、前年同月比94.1%となった。
プラントは、8件、646億2,900万円であり、前年同月比は304.5%であった。
増加した機種は、圧縮機(169.5%)、送風機(914.3%)、変速機(115.6%)、その他機械(448.5%)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(53.8%)、鉱山機械(13.2%)、化学機械(冷凍含)(92.7%)、タンク(0.6%)、プラスチック加工機械(96.5%)、ポンプ(89.5%)、運搬機械(89.1%)、金属加工機械(77.5%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
(1)ボイラ・原動機
電力、外需の減少により前年同月比79.8%となった。
(2)鉱山機械
外需の減少により同39.8%となった。
(3)化学機械(冷凍機械を含む)
石油・石炭、官公需の増加により同106.4%となった。
(4)タンク
外需の減少により同28.7%となった。
(5)プラスチック加工機械
繊維、化学、電気機械、自動車、精密機械、外需、代理店の減少により同91.7%となった。
(6)ポンプ
官公需、代理店の増加により同110.9%となった。
(7)圧縮機
化学、外需、代理店の増加により同139.0%となった。
(8)送風機
鉄鋼、自動車、官公需、外需の増加により同214.7%となった。
(9)運搬機械
その他非製造業の増加により同100.8%となった。
(10)変速機
窯業土石、鉄鋼、外需の増加により同103.9%となった。
(11)金属加工機械
外需の減少により同96.1%となった。