フィールズとSAPジャパンなど、システム基盤刷新で経営の透明化と事業展開を推進
フィールズ、システム基盤刷新によって経営の透明化と事業展開を推進
~SAP製品採用による商社取引管理、知的財産管理の強化が販社および版権ビジネスを支える~
フィールズ株式会社(本社・東京都渋谷区、代表取締役社長 山本 英俊、以下フィールズ)およびSAPジャパン株式会社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長 ロバート・エンスリン、以下SAPジャパン)並びにアクセンチュア株式会社(本社・東京都港区、代表取締役社長 程 近智、以下アクセンチュア)は、国内の総合レジャー業界において初めて、SAPジャパンの統合基幹業務(ERP)パッケージ「mySAP ERP」を採用、「商社取引管理(Global Trade Management)、以下SAP GTM」並びに「知的財産管理(Intellectual Property Management)、以下SAP IPM」を中核にシステム基盤を構築し、次世代コンテンツビジネスを展開していくことを発表しました。アクセンチュアは「mySAP ERP」の導入手法として、同社が国内外の数多くの実績から得た技術と経験を集約させた「アクセンチュア・デリバリー・メソッド」を活用し、短期間、低コストで新たな経営システム基盤を構築します。フィールズではこの経営システム基盤をベースに、組織全体のコストパフォーマンス、生産性、品質、スピードを向上させ、事業改革を実現します。
フィールズは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の下、パチンコ・パチスロ機の販売事業を中核的な強みとしながら、自ら創出または二次利用目的に取得した商品化権などのライツを基に商品の企画・開発を行い、パチンコ・パチスロ機、ゲームソフト、アニメなど多様なメディアへ幅広く展開する「デジタルコンテンツ」事業に取り組んでいます。パチンコ・パチスロ業界においては、全国30支店・営業社員400名体制という業界屈指の全国販売網を有すると同時に、その体制を基礎にした綿密なマーケティングに基づいて、市場ニーズを反映させた訴求力の高いキャラクター等の商品化権を取得し、商品企画を付加した良質なソフトを各種メディアにわたって提供するコンテンツ事業を展開中です。
そのような状況下、フィールズは、オリジナルコンテンツ創出等の上流から流通等の下流まで様々なビジネスプロセスに対応でき、サプライヤからカスタマまでのサプライチェーンを統合管理できるシステム基盤を必要としていました。また、遊技機等の企画開発だけでなく、ゲームソフト、携帯コンテンツ、アニメ・映画・DVD、テレビ、各種グッズ等の広範な分野において、訴求力の高いコンテンツのマルチユース化ビジネスにおける商品化権取得からサブライセンス、コンテンツマスタ管理までを的確にサポートする体制確立の必要性を実感していました。
このように、フィールズは顧客ニーズの早期把握と分析に基づいたグローバルなコンテンツビジネスの展開と拡張に必要な変化対応力の確保というビジネス戦略並びに今後の事業発展に寄与する一つの手段として「SAP GTM」、「SAP IPM」を活用してまいります。デジタルコンテンツ事業を中心とした異業種とのアライアンスを強化していくという観点からも、各業種において多くの顧客企業数を誇るSAP製品をシステム基盤として採用することを決定しました。
今後、フィールズは、さらなるレジャー産業のグローバル化やコンテンツのチャネル化を視野に入れ、SAP製品の導入プロジェクトを推進し、内部統制の強化、経営層が迅速な意思決定を行うための各種データの可視化、連結決算の早期化を実現しながら継続的なビジネスの成長を目指します。
以上
記載されている社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
フィールズについて
フィールズ株式会社は、1988年にパチンコ・パチスロ機の流通商社として設立されました。パチンコ産業は、日本のレジャー市場の30%以上を占める大衆娯楽産業であり、その市場規模は30兆円に達しています。そのなかでフィールズは、全国各地のパチンコホール約10,000店と、ほぼすべてのパチンコ・パチスロ機メーカーと継続的に取引しています。全国規模の販売ネットワークを活かしてホール・メーカー双方の売上増に寄与する「No.1流通商社」の地位を確立し、自らも高い収益力を維持してきました。近年、パチンコ産業を含むエンタテインメント業界で、コンテンツ資産の重要性がますます高まるなか、フィールズは、国内外の有力なキャラクター商品化権を次々と取得し、遊技機をはじめとする多彩なプロバイディングチャネルに展開する「コンテンツプロバイダー」を志向し、具体化を進めています。今後は、パチンコ業界からエンタテインメント業界全般へとビジネス領域を拡大し、一次コンテンツの創造およびコンテンツの多元利用を積極的に展開することで、企業理念の実現をめざしていきます。
(http://www.fields.biz/)
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM)、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、36,200以上の企業で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,300社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.com/japan)
SAP、R/3、mySAP、mySAP.com、xApps、SAP NetWeaver、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業です。民間企業や官公庁のお客様がより高いビジネス・パフォーマンスを達成できるよう、お客様と協力して革新の実現に取り組んでいます。アクセンチュアは、各業界や業務プロセスに関する高度な専門知識、世界で蓄積された実績や資産をもとに、最適な人材、スキル、そしてテクノロジーを活用し、お客様の経営効率をさらに改善します。世界48カ国に約14万人の社員を擁するアクセンチュアは、2006年8月31日を期末とする2006会計年度の売上高が、約166.5億USドルでした(2001年7月19日NYSE上場、略号:ACN)。
ホームページは「http://www.accenture.com/jp」です。
本件に関するお問い合わせ先
お客様からのお問合せ
http://www.sap.com/japan/contactsap 電話:03-3273-3500(代表)