日立、インテル製最新クアッドコアCPU搭載の新サーバーモジュールを販売開始
統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」において
最新のクアッドコアプロセッサーを採用した新サーバモジュールをラインアップに追加
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学)は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS1000」、および小型高集積モデル「BS320」において、最新のインテル社製x86系プロセッサー「クアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5300番台」(開発コードClovertown)を搭載した新サーバモジュールをラインアップに追加し、本日から販売を開始します。
今回採用したクアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5300番台は、x86系プロセッサーとして初めて、1つのチップに4つのプロセッサーコアを搭載したクアッドコア構造の最新プロセッサーです。現行のデュアルコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5100番台と比べ、同等の消費電力で約1.5倍の処理性能を実現しています。
これにより、大量のデータ処理を必要とするデータベース業務や、仮想化ソフトウェアとの組み合わせによる効率の良いサーバ統合や開発環境の構築が可能です。
■新サーバモジュールの特長
1.ハイエンドモデル「BS1000」 新サーバモジュール
基幹システム向けの高性能かつ拡張性に優れたハイエンドモデル「BS1000」では、今回新たにクアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5300番台(2.33GHz/2.66GHz)を最大2個(最大8コア)搭載可能なサーバモジュールをラインアップに追加し、処理性能の向上を図りました。また、同時にメモリ容量も従来比2倍の最大32GBに増強しました。
2.小型高集積モデル「BS320」 新サーバモジュール
コンパクトな6U*1のサーバシャーシに、サーバモジュール10台とLANスイッチ、ファイバチャネルスイッチそれぞれ2台を同時に搭載でき、PCサーバ統合やデータセンター用途に適した小型高集積モデル「BS320」では、今回新たにクアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5300番台(1.60GHz/ 2.33GHz)を最大2個(最大8コア)搭載可能なサーバモジュールをラインアップに追加し、処理性能の向上を図りました。
*1 1U:約44.5mm
なお、本ニュースリリースに際し、インテル株式会社から以下のコメントをいただきました。
■インテル株式会社 代表取締役共同社長 吉田 和正氏
インテル株式会社は、本日、日立製作所が、最新のクアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5300番台を採用した統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」を発表されたことを歓迎します。
クアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー5300番台は、1つのプロセッサー上に、初めて4つのコアを搭載した、サーバプロセッサー製品です。パフォーマンスと電力効率の向上に加え、様々な革新技術によるプラットフォームの強化が図られています。本日発表された新しい「BladeSymphony」により、Xeon(R)プラットフォームのDB業務などへの適用拡大と、それによるサーバ資源・業務の効率化などが、エンドユーザーにもたらされることを期待します。
■新サーバモジュールの価格と出荷時期、新サーバモジュールのサポートOS
添付資料をご参照ください。
■他社商標注記
インテル、Xeonは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
Microsoft、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Red Hatは、米国およびその他の国でRed Hat,Incの登録商標もしくは商標です。
その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
■関連情報
統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」ホームページ
http://www.hitachi.co.jp/bds/
以 上