IIJ、配信システム「Skeed Cast」利用の高画質コンテンツ配信プラットフォームを提供
IIJ、高画質コンテンツ配信プラットフォームを提供開始
第一弾として、P2P技術を応用した配信システム「Skeed Cast」を利用。
情報家電ネットワーク時代に対応する高画質コンテンツ配信プラットフォームの構築、提供を推進。
株式会社インターネットイニシアティブ(以下IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、高画質コンテンツとそれを再生できるPCやデジタルTVの市場拡大に対応するため、高画質コンテンツを配信できるプラットフォームを新たに構築します。第一弾として、P2P技術を応用した配信システム「SkeedCast」を採用し、ダウンロード型の配信サービスを2007年4月より提供開始します。
高画質コンテンツの配信には、エンド-エンドでの通信品質の確保が厳しいストリーミング配信よりも、通信品質の影響を受けにくいダウンロード配信が一般的に適しています。IIJのSkeedCastによるダウンロード配信システムは、これまでのエンドユーザ端末が配信ノードとなるP2P型システムと比較して、より厳密な運用が可能となります。
IIJでは今後、H.264形式にも対応し、従来からのストリーミング型の配信サービス(*)をより広範なニーズに対応できるプラットフォームとし、高画質コンテンツ配信プラットフォームサービスを積極的に展開してまいります。
(*)IIJでは、2002年より、ブロードバンド・ネットワークを活用したビジネスを行う事業者を対象に、コンテツ配信プラットフォームサービス「CDN JAPAN」を展開し、コンテンツ配信網/ユーザ管理システム/コンテンツ管理システム等をお客様のニーズに即して提供しています。
■Skeed Castについて
株式会社ドリームボートが2006年8月に発表したP2P技術を応用したコンテンツ配信システム。配信ネットワークを「コンテンツ提供者」「配信ネットワーク」「視聴者」に分離して管理することにより、高画質コンテンツを安全で効率的にダウンロード配信します。コンテンツを配信システムにアップロードできるのは、コンテンツ提供者に限られ、視聴期限の過ぎたコンテンツは、配信ネットワーク上から全て削除できます。視聴者は、コンテンツのダウンロード視聴のみ可能なため、コンテンツの不正利用や不正流出を防ぐことができ、お客様は、安全で効率の良いンテンツ配信システムを低コストにて実現できます。株式会社ドリームボートの詳細は、http://www.dreamboat.co.jp/をご覧ください。