三井物産子会社、BPO分野での事業強化・拡大でグループ会社を再編
当社子会社 東洋オフィスメーション株式会社グループの再編
当社100%子会社である「東洋オフィスメーション株式会社」(代表取締役社長:福田定直、本社:東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルA館13F、以下:「TOM」)は、今後高成長が見込まれるBPO(Business Process Outsourcing)分野での事業強化・拡大を図る為、本年7月2日を効力発生日としてグループ企業(TOMの100%子会社である「東洋ビジネスマシーン株式会社」(以下:「TBM」)、「株式会社デップス」(以下:「デップス」)、「アシスト株式会社」(以下:「アシスト」)、及び、TOMとアシストが各50%出資する子会社の「アシスト・データ・サービス株式会社」(以下:「ADS」))の再編を行います。
具体的には、TOMをはじめとするグループ企業5社を、下記資料に示す通り、
(1)営業部門及び人材派遣スタッフ部門をまとめた事業会社「株式会社ジェイ エスキューブ」及び、
(2)BOS(Backoffice Outsourcing Service:バックオフィス分野でのアウトソーシング事業)、データ入力サービス及びシステム開発サービスを行う運用請負会社「株式会社 ジェイ エスキューブ・サービス」
の2社に再編致します。
BPR(Business Process Reengineering)の浸透に伴い、各企業で業務プロセスの効率化・透明化が必須となる中、アウトソーシングへのニーズが高まっていることから、当社はBPOを今後高成長が見込まれる有望分野と認識し注力しています。
当社は、OCR(Optical Character Reader:光学式文字読取装置)ドキュメント処理で長年に亘る実績を持ち、「統合ドキュメント企業」を目指すTOMを、バックオフィス分野に於けるBPO事業の中核企業と位置付け、2004年4月の同社完全子会社化以降、同社と共にBOS事業強化の為の施策を実施して来ました。具体的には、人材派遣他、広く業務請負を行っているアシストを2006年4月にTOMを通じて買収すると共に、データ入力分野でのサービスの強化とシステム構築力の強化を目的として2005年12月にデップスもTOMを通じて買収致しました。さらに昨年から、TOM、TBM、アシスト、ADS、及びデップスの各社が保有するコンサルティング能力、ソリューション提供力、システム構築力、人材派遣・人材運用能力をどのように活かし、お客様企業に対してより良いBOSを提供出来るのか討議を重ねました。
尚、エスキューブ(Scube)は「Solution, Staff and Service」を意味し、TOM、TBM、アシスト、ADS、及びデップス各社の力を掛け合わせることで、BOSのリーディングカンパニーとして、3年後には500億円のグループ売上を目指して参ります。
◆組織再編後の会社概要
◆今回のTOMグループ5社統合・再編のイメージ図
◆TOMグループ各社概要
(※ 関連資料を参照してください。)
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。