スカパー、日本BS放送のCS放送事業の分割に伴い一部を承継
日本ビーエス放送株式会社のCS放送事業の分割に伴う一部承継について
株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:仁藤雅夫、以下スカパー!)は、本日開催した取締役会において、株式会社ビックカメラ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:宮嶋宏幸)の子会社で110度CSデジタル・BSデジタル放送の放送事業者である日本ビーエス放送株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山科誠、以下日本BS放送)が分割するCS放送事業を、スカパー!の子会社で110度CSデジタル放送の委託放送事業者のマルチチャンネルエンターテイメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:棚橋祥紀、以下MCE)を通じて承継するため、日本BS放送とMCEが吸収分割契約を締結することを決定しました。なお、本件吸収分割は、放送法に基づく総務大臣による委託放送事業者の地位の承継に係る認可を条件とします。
日本BS放送は、1999年8月に設立され、2000年12月よりBSデジタル放送にて「知求チャンネル(Ch.999)」の放送を開始しました。さらに110度CSデジタル放送において「生活スタイルTV(Ch.990)」と「SHOP&TV5(ch.991)」の放送を行っていましたが、2006年11月30日に110度CSデジタル放送での放送の休止を予定しています。今後、日本BS放送は、BSデジタル放送の専門局として2007年12月にハイビジョン放送開始などを控えていることから、今回、日本BS放送のCS放送事業に係わる権利義務を、スカパー!がMCEを承継会社として承継するものです。
スカパー!は、中期ビジョン(FY2005-2010)において、DTH事業を強化するため、放送事業者への出資と連携の積極的な展開を経営方針に据えることを明らかにしていますが、今回の業務継承を受けて、110度CSデジタル放送のハイビジョン化の拡充など、具体的な施策を検討し、サービスをより魅力あるものに高めてまいります。
なお、本件の平成19年(2007年)3月期当社連結業績に与える影響は軽微です。