2005年1月より稼働
多種多様な金融商品を商品横断的に統合管理、取引のSTP化を実現
リアルタイムでのコンプライアンスチェックを実現
当社の強みである「著作権を保持したシステムのパッケージ展開」を推進
当社の業界シェアNo.1債券フロントシステムを今後さらに拡販
金融のフロント業務に特化した金融システム開発事業を展開する株式会社シンプレクス・テクノロジー(本社:東京都中央区 代表取締役社長:金子英樹)は、多種多様な金融商品の商品横断的な統合管理、取引ワークフローのSTP化、リアルタイムコンプライアンスチェックを実現した債券フロント業務向けパッケージ商品「債券統合ディーリングシステム」を2005年1月に新光証券株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:草間高志)に納入し、現在稼働しております。
なお、当該納品による当期の決算への影響は折り込み済みです。当期決算につきましては当初の予想通り順調に推移しております。
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進化した債券フロントシステム:従来の業務ワークフローの効率化により、収益機会を拡大
■多種多様な金融商品を商品横断的に管理・取引
従来の債券フロントシステムは、一般的に金融商品ごとにシステムが異なっている場合がほとんどでした。そこで当社の債券統合ディーリングシステムは、円債、外債、債券先物・先物オプション、店頭オプション、金利先物、金利デリバティブ、仕組債、海外金融先物、為替、レポ・新現先といった異なる金融商品の取引を、商品横断的に統合管理できる機能を実現しました。当システムは、こういった管理の一元化により取引業務をさらに効率化すると同時に、トータルでの損益やリスクを様々な切り口で把握・分析できる環境を提供します。
■債券取引のワークフローを一元管理(STP化)
従来、顧客からの注文を受けるセールストレーダーと、マーケットで実際に取引を行うディーラーとの間の業務連携は電話と紙の伝票でやりとりされることが一般的でした。そこで、この債券統合ディーリングシステムは、伝票打刻→約定入力→ポジション更新→アロケーション→コンプライアンスチェック→コンファメーション送信→勘定系約定転送といった一連の取引ワークフローをシステム上で一元管理することにより、ワークフローを自動化、同時に完全ペーパーレス化し、「ワークフローにおける人的ミスの排除」、事務効率の飛躍的向上による「従来の事務作業負担からの開放」を実現しました。
このようなSTP化の実現により、当システムは、お客様が本来の目的である収益拡大の追求に集中できる環境を提供します。
■ リアルタイムでの情報共有:
フロント、ミドル、バックオフィス間の取引情報をリアルタイムに連携
従来の一般的な債券フロントシステムは、勘定系などのバックオフィスシステムとの取引情報の連携を一日ごとに行っていました。そこで当システムは、バックオフィスシステムとの取引情報連携をリアルタイムに行える機能を実現しました。
取引の発生とともにポジション、損益、リスクが即座に更新され、同時にその取引情報がミドル及びバックオフィスシステムにリアルタイムに送信されます。また、営業店からのリテール取引情報も一定時間毎にフロントシステムに取り込み、販売状況確認と残管理をタイムリーに行えます。銘柄や顧客等のマスター情報もフロント・バックオフィス間で自動連携します。
また、あらゆる相場情報を駆使し、日中の損益・リスクをマーケットの動きと連動させて把握できる取引支援機能により、急激なマーケット変化にも即座に対応できます。
こういったリアルタイムでの情報共有、取引支援機能により、従来の債券フロントシステムでは不可能だった飛躍的な収益機会の拡大を実現します。
■リアルタイムなコンプライアンスチェックをサポート
最新の取引情報を一元管理することで、取引上のコンプライアンス管理についても随時チェックが可能です。値幅制限・金融商品販売法チェック・契約徴求確認などについては、取引入力時にチェックがかかるとともに、例外時の承認プロセス機能も実装しているため、万全のコンプライアンス体制を実現します。
■業界シェアNo.1債券フロントシステム
当社の債券フロントシステムは、その「パッケージとしての導入しやすさ」と、純国産の自社開発パッケージであることを活かした、「柔軟なカスタマイズ対応、きめ細かな保守・サポート体制」などにより、銀行、証券、政府系運用機関、バイサイドなど多数のお客様に採用いただいている業界シェアNo.1債券フロントシステムです。
当社はこの豊富な経験と実績を活かし、当システムを今後さらに拡販してまいります。
シンプレクス・テクノロジーは、金融機関のフロントオフィス業務(収益業務)分野におけるシステム開発のリーディングカンパニーです。1997年の会社設立以来、大手証券会社や都市銀行などでのディーリング・リスク管理に代表されるフロント業務を、高いレベルでサポートできる最先端かつ高品質のコンサルティング・システムソリューションを提供しています。また、当社のシステムソリューションは、デリバティブ、仕組債、債券、資金・担保、為替、株式などほぼすべての金融商品に対応しています。
シンプレクス・テクノロジーは、2002年2月のJASDAQ上場を経て、1997年9月の会社設立以来6年8ヶ月での東京証券取引所第二部への上場を果たしました。当社は今後もお客様のビジネスパートナーとして、常に最先端かつ最高峰のソリューションを提供してまいります。
システム開発に関するご相談・お問い合せ先
(株)シンプレクス・テクノロジー
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本件に関するマスコミの方のお問い合せ先
(株)シンプレクス・テクノロジー
アドミニストレーショングループ:澤田
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