~オラクル技術の活用により24時間365日安定稼動の
ドキュメント共有ASPサービスを実現~
日本オラクル株式会社 (本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長 新宅正明)は、キヤノン販売株式会社(本社:東京都港区港南2-16-6、代表取締役社長 村瀬治男、以下キヤノン販売)が提供するドキュメント共有ASPサービス「C-Cabinet」にオラクルの最新技術を採用し、データベース基盤を刷新します。
昨今、ブロードバンド環境の普及やコンプライアンス(法令遵守)、リスク管理といった背景により、社内外の関係者間でインターネットを利用し、ドキュメントを安全かつ確実に管理・共有したいといったニーズが高まってきています。キヤノン販売では、さまざまなアプリケーションで作成したファイルをはじめ、複合機でスキャンした紙文書や受信したファクス文書などをイメージデータ化し、手軽に共有できるサービスとしてドキュメント共有ASPサービス「C-Cabinet」を提供しています。「C-Cabinet」は、建設業・製造業における図面や仕様書、ISO文書などの共有のほか、流通業における商品情報やクレーム情報の共有など、さまざまな業種・業務での導入実績があります。
キヤノン販売はこれまで、約15,000ライセンスの「C-Cabinet」を販売してきましたが、「C-Cabinet」の基盤にあたるデータベースにおいて、今後のユーザー数の増加による大量データの処理やサービスの拡張にともない、システムの可用性をさらに向上させる必要がありました。このたび、キヤノン販売はオラクル技術を採用して「C-Cabinet」の基盤を刷新することにより、拡張性のある24時間365日安定稼動のサービス提供を実現します。
日本オラクルはキヤノン販売の「C-Cabinet」の基盤に「Oracle Database」とそのクラスタ技術「Oracle Real Application Clusters」を提供しました。また「Oracle Database」のオプション機能で、大規模データの管理や検索のパフォーマンス向上を実現する「Partitioning」、データ保護機能とリカバリ機能を併せて提供している「Data Guard」、クラスタを構成したサーバー間でアクセス可能なファイルシステムを提供する「Oracle Cluster File System」を活用しています。24時間365日の安定稼動に加え、ユーザー数の増加に対しレスポンスの劣化なく対応できる安定性、数年後には現行の10倍程度の規模拡大に入れた拡張性が高く評価された結果、採用が決定しました。
キヤノン販売は今後、複合機をはじめ、デジタルカメラ、プリンター、スキャナーなど、多様なキヤノン製品と連動するASPサービスのプラットフォームを展開することを視野に入れています。
●日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェ ア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,448 名(2004年5月末現在)。
●キヤノン販売株式会社について
キヤノン販売株式会社は、キヤノングループの一員として、キヤノン製品を中心に国内の販売・サービス・マーケティング業務を統括しています。2004年12月期の連結売上高は8,155億円、連結従業員数は15,404名(2004年12月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 コーポレート・コミュニケーション室 広報担当:北川
TEL:03-6238-8180 E-mail:Natsuko.Kitagawa@oracle.com
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