三井海洋開発、豪BHPビリトンからメキシコ湾の油田関連設備を受注
BHPB社メキシコ湾向けTLP1基を受注
三井海洋開発株式会社(社長: 山田健司)の米国子会社MODEC Inter-national L.L.C.(MILLC社)は、オーストラリアの石油開発会社であるBHP Billiton(BHPB社)とTLP(Tension Leg Plat-form:緊張係留式プラットフォーム)1基のプロジェクトマネジメント、設計、資材調達、建造工事並びにプレ・コミッショニングの契約を締結しました。
本TLPはBHPB社が米国メキシコ湾に鉱区権を保有するShenzi(シェンヅィ)鉱区の開発に用いられます。Shenzi鉱区はルイジアナの約190km(約120マイル)沖合、メキシコ湾のGreen Canyonと呼ばれる区画のブロック609、610、653、654にまたがる油田です。
本TLPの最大可載重量は約14,000t、排水量は約40,000tです。最大20の生産用/水攻用の坑井とタイバックされ、上部デッキには日量10万バレルの原油生産能力と、日量50百万立方フィートのガス生産能力を持つプロセス設備が搭載されます。
本TLPは2008年夏に水深約1,300m(約4,300フィート)の海域に据え付けられ、2009年半ばに生産を開始する予定です。
当社グループはこれまでに4基のTLPを建造しており、Shenzi TLPは当社グループにとって5基目のTLPとなります。
(※参考表あり)
以上
