キヤノンMJ、複写機の再生部品を利用した環境配慮型電卓など7機種を発売
キヤノンが電卓のラインアップを拡充
複写機の再生部品を利用した環境配慮モデルなど計7機種を発売
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬治男)は、環境配慮型電卓5機種と、テンキー機能付き電卓2機種を7月28日より順次発売し、製品ラインアップの充実を図ります。
新製品“TS-1200TG/HS-1000TG/HS-20TG/LS-63TG/LS-154TG”は、本体外装にリサイクル素材を採用した環境配慮タイプの電卓です。業界で初めて※1、本体のプラスチック部位※2 に複写機から再生した素材を使用しました。また、外装箱や取扱説明書に再生紙を使用し、余分な緩衝材等を省いた簡易包装パッケージを採用するなど、資源の有効利用、森林資源の節約に配慮しています。
さらに、ユーザー自身で電池の交換ができる設計にしており、電池の分別廃棄が簡単に行えます。
新製品“KS-1200TKMII/KS-120TKRII”は、オフィス向けのテンキー機能付き電卓で、数値や記号、演算結果などを半角で入力でき、表計算ソフトへ簡単に入力することが可能になりました。
また、“KS-1200TKMII”は、従来機から搭載しているカーソル操作が可能な「トラックボール」に加え、新たに画面の縦スクロールができる「スクロールホイール」を搭載しています。一方、“KS-120TKRII”は、従来機から採用しているデジタル無線方式のワイヤレス通信を継承しつつ、パソコンに接続するレシーバーを小型化したことで、本体裏面に収納することができます。
【 主な特長 】
キヤノンTS-1200TG/HS-1000TG/HS-20TG/LS-63TG/LS-154TG
●業界初、複写機のリサイクル素材を使用
●外装パッケージに再生紙および簡易包装を採用
●電池の分別廃棄を促進
●充実した機能、操作性
キヤノンKS-1200TKMII/KS-120TKRII
●快適なパソコン操作環境を提供
●新ソフト搭載で「Numlock」の非連動を実現
●「スクロールホイール」と「トラックボール」を搭載した“KS-1200TKMII”
●小型レシーバーを採用したワイヤレスモデル“KS-120TKRII”
【 市場動向と開発の背景 】
国内の電卓市場において、2005年のメーカー出荷台数は約1,000万台と安定した需要を形成しています。2006年のメーカー出荷台数もほぼ同数と予想されています。(キヤノンマーケティングジャパン調べ)
キヤノンマーケティングジャパンは、地球温暖化防止の国民運動「チーム・マイナス6%」に賛同しており、その一環として今回、環境に配慮した電卓5機種を発売します。2001年度のグリーン購入法※の施行により、特定調達物品等の市場シェアが拡大しており、文具類ではほとんどの品目において調達物品の95%以上が環境配慮型商品となるなど、環境配慮型商品の調達機会がさらに広がりをみせています。
一方、本格的なビジネス用途として広がりつつあるテンキー市場は、2005年年間で約150 万台の市場を形成しています。その中でキヤノンは現在8機種のラインアップを揃え、テンキー電卓市場において年間台数トップシェアを維持しています。
(期間:2005年1月~12月、キヤノンマーケティングジャパン調べ)
今回、フラッグシップモデル2機種を市場投入し、ユーザーにさらなる使いやすさを提供していきます。
※電卓はグリーン購入法の対象外ですが、これに準じて開発しました。
【 この件に関する問い合わせ先 】
一般の方
キヤノンお客様相談センター
050-555-90025※
※海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9632にお問い合わせください。
【 インターネット 】
キヤノンホームページ
http://canon.jp
キヤノン電卓ホームページ
http://canon.jp/calc
*添付あり。
