HIS、夏休み(7/1~9/30)の海外旅行動向第2弾を発表
【2006年夏休みの海外旅行動向調査結果第2弾】
“早期予約派”と“間際予約派”が二極化!
家族旅行前年比116%
人気商品も、価格訴求派とちょっと贅沢派の二極化の傾向
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区代表取締役社長:鈴木芳夫以下H.I.S.)は、今年の夏休み(7月1日~9月30日)の最新動向について、7月20日現在予約状況から以下の通りまとめました。
■早期予約派と間際予約派の二極化
今年の夏休み期間のツアーは、G.W.直後からすでに予約が入っており、当社でも様々な早期予約特典を実施してきました。この結果、すでに数ヶ月前に夏休み期間の予約をした「早期予約派」が、人気のハワイや長期旅行のヨーロッパなどを中心に広がりを見せました。
一方で、7月に入ってからは、急に休みが取れるようになった方や、やはり夏休みにどこかに行きたいと思った「間際予約派」が増加しています。「間際予約派」には特にアジアシティなどの近場の目的地に人気が集まっております。この傾向は昨年からみられ、昨年の最終結果では、アジアシティの出発前1ヶ月以内の予約は7月出発が73%で、その中でも32%が10日以内の予約でした。同様の傾向は今年の夏休み期間にも見られ、「早期予約派」と「間際予約派」という予約形態の二極化が更に進んでいます。
また、ヨーロッパ方面でも添乗員同行ツアー商品「インプレッソ」を中心に「間際派」からの予約が増えています。7月1日より7月20日までの「インプレッソ」ヨーロッパ方面の予約のうち、37%が7・8月出発となっており、今後も増えると予測しております。エアー・ホテル・現地スケジュール等の手配が一度で決まる添乗員同行ツアーの手軽さが、ヨーロッパなどの長期旅行においても間際派の増加につながっていることが考えられます。
■家族旅行が前年同日比116%
間際派の増加に伴って、夏休み期間内の家族旅行も増加しています。7月20日現在の当社調査結果によると、7-8月出発の家族旅行予約状況は前年同日比116%となっています。そのうち7月に入ってからの予約が20%を占めており、ここでも間際派の台頭が目立つ結果となっています。行き先別には、やはり近場のアジアシティ(7月以降予約27%)やグアム・サイパン(同30%)といったビーチリゾートが人気となっており、夏休みに入ったこれからも、「間際派」からの空席を求めるお問い合わせやご予約が多く見込まれています。
■人気商品形態も二極化!
人気商品形態にもニ極化が見られます。当社で従来人気の価格訴求型商品のほか、最近では、旅行プランにスイートルームに宿泊など“ちょっと豪華・ちょっと贅沢”な商品が売れるようになってきています。これは、景気の回復傾向や、より満足度の高い旅行へのニーズの高まりと考えられます。当社では、このような“ちょっと贅沢”な商品を更に充実させることによって、二極化するお客様のこだわりに応え、海外旅行の需要拡大を図っていこうと考えております。
当社の「夏休みの海外旅行動向調査結果第2弾」の概要は下記の通りです。
(*添付資料参照)
