三菱ウェルファーマなど、米国に投資会社を設立
米国投資会社設立に関するお知らせ(2006年7月31日発表)
三菱ウェルファーマ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:小峰 健嗣)は、当社を中心とした三菱ケミカルホールディングスグループで、米国に100百万USドルの資本規模を有する投資会社を設立することを決定しました。まず本年9月に、当社が30百万USドルの投資会社を設立し、2007年を目処に、当社及び三菱ケミカルホールディングスグループで資本金100百万USドルまでの増資を行います。投資会社はこれらの資金により、バイオベンチャー企業への投資活動を積極的に行い、「パイプラインの補強」、「米国開発・販売インフラの導入」、そしてテーラーメイド医療を可能とする「医薬と診断の融合」のための基盤技術の導入へとつなげて参ります。
当社は、国際創薬企業の実現に向け、特に米国を中心とした海外事業展開の推進を重要な戦略課題と認識しており、且つ国内においても三菱ケミカルホールディングスグループのヘルスケア各社と連携を強化し、「医薬と診断の融合」をコアに他の医薬専業メーカーと差異化されたビジネスモデルを、早期に構築することを目指しております。
米国投資会社は、将来の画期的新薬の創製に向けた創薬ターゲットやそのために必要な技術の提携及び導入を目的として、創成期のバイオベンチャー企業を対象に投資を行って参ります。
<米国投資会社概要>
・名 称: MP Healthcare Venture Management Inc.
・設 立: 2006年9月(予定)
・所在地: 米国マサチューセッツ州ボストン
・資本金: 設立時30百万USドル(三菱ウェルファーマ100%)増資後100百万USドル
(三菱ウェルファーマ65%、三菱ケミカルホールディングスグループ35%)
・事業内容: バイオベンチャー企業(米国・欧州)に対する直接投資
