日本IBM、インテル社の最新Xeonプロセッサー搭載の高性能x86サーバーを発売
IBM (R) 独自の新設計思想を採用した高性能x86サーバー
- インテル (R) 最新Xeon (R) プロセッサーを採用 -
日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は本日、IBM独自の新しい設計思想である「Xtended Design Architecture TM II(エクステンデッド・デザイン・アーキテクチャーII、以下 XDAII)を採用し、インテル社の最新Xeonプロセッサーを搭載したx86サーバー新製品を発表します。
IBMは、メインフレームで培った独自技術をx86サーバーにも拡張する設計思想「Xtended Design Architecture」を2004年からx86製品に採用しています。XDAは、処理量にあわせてサーバー数を拡大する「スケールアウト型」のサーバーに適した設計思想であり、拡張性や可用性が優れていることが特長です。
今回発表のXDAIIは、XDAを更に拡張し、x86サーバーのシステム管理を効率化するもので、その特長は以下の4点です。
1)パフォーマンス:64ビットデュアルコアCPUや高速I/Oの採用により、サーバーのパフォーマンスを向上。
2)信頼性・可用性:RAIDによるミラーリング、メモリー・ミラーリングで信頼性を、また、システムの稼働中にハードディスクや電源が交換できるホットスワップへの対応強化で可用性を確保。
3)管理性:障害発生をLEDの点灯で視覚的に伝えるLight-Path診断機能を前面に配置。また使用電力の監視と最適化のための機能「PowerExecutive TM 」を装備、電源・発熱量の管理をグラフで見やすく表示し、運用コスト管理やデータセンター拡張計画への利用が可能。
4)柔軟性:現在主流の32ビット環境、次世代の64ビット環境に両対応。現在お使いのソフトウェア資産を無駄にせずそのまま利用できるため、将来を見据えたシステム環境の補強が可能。
また、本日発表の製品は、インテル社が2006年5月に発表した「デュアルコア インテル Xeonプロセッサー5000 番台」(開発コード名:Dempsey)、および6月に発表した「デュアルコア インテル Xeonプロセッサー5100 番台」(開発コード名:Woodcrest)を搭載し、高性能かつ低消費電力が特長です。
本日発表の製品は以下の通りです。価格はIBMダイレクト価格(税込)です。
仕様の詳細は、添付資料をご覧下さい。
・IBM System x3650:323,400円から、本日より出荷。
・IBM System x3550:279,300円から、本日より出荷。
・IBM System x3500:245,700円から、本日より出荷。
・IBM System x3400:264,600円から、9月4日より出荷開始予定。
以上
IBM、Xtended Design Architecture、PowerExecutive、System xは、 IBM Corporationの商標。
Intel、Intel Xeonは Intel Corporationの米国およびその他の国における商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
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