アストラゼネカ、育児や介護などが理由とした退職者の再雇用制度を導入
育児、介護等を理由とした退職者の再雇用制度導入について
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は2006年8月1日付けで、育児、介護等を理由とした退職者の再雇用制度を導入いたしましたのでお知らせいたします。
【制度の概要】
対象:結婚、妊娠、出産、育児、介護を理由とした退職者
資格要件:
1)結婚、妊娠、出産、育児、介護が退職理由であること
2)職務に必要な条件を有していること
3)原則として退職時点から直近の過去2年間の評価が標準以上であること
4)制度導入時(8月1日)以降に正社員として在籍する者
再雇用の決定:再雇用の申込みを受け、人事と担当部署により面接を実施し、再雇用時の資格要件や就業意欲等を確認して決定する
再雇用時資格要件:
1)離職期間が8年以内であること
2)心身ともに健康であること
再雇用時処遇:再雇用後1年は契約社員として雇用する。
1年後に勤務状況や本人の希望等を勘案した上で、会社への貢献が期待できると判断された場合は、正社員としての雇用を検討する。
【制度導入の背景】
少子・高齢化、核家族化が進む中で、育児や家族の介護の問題は、仕事を継続する上で大きな問題となってきつつあり、弊社においても、退職を余儀なくされる社員が出てまいりました。これまで培ってきた実績、専門知識、スキルがこのような理由で途絶えてしまうのは社員本人のみならず会社にとっても大きな損失です。
そこで、経営理念のひとつである「人を中心とした経営」の一環として、育児、介護等の理由で一旦退職しても、就業可能となった時には再び会社に貢献していただけるための制度として、本制度を導入することを決定しました。
なお、本制度は、会社の様々な課題について検討するために部門横断的に組織されたプロジェクトチーム「J-Drive」からの提案を受けて、検討・導入が決定されたものです。