プレクスター、スロットローディング方式採用のスリムDVDスーパーマルチドライブを発売
スロットローディング方式 DVD±R 8倍速・DVD±R DL 4倍速・DVD-RAM 5倍速書き込み対応
スリムDVDスーパーマルチドライブ「PX-608AL」発表
プレクスター株式会社(社長 金子元昭、本社 東京都台東区)では、DVD±R 8倍速/DVD±R DL 4倍速/DVD-RAM 5倍速書き込みに対応した、スリムDVDスーパーマルチドライブ(内蔵型)「PX-608AL」(型番:PX-608AL/JPK)を平成18年8月2日付けにて発表致します。
本製品は、ディスクエッジ・ホールドローディング機構を搭載したスロットローディング方式を採用し、狭いスペースでのメディアの出し入れの操作性を高めた製品となっております。
製品名(型番):PX-608AL/TOBPB
価 格:未定
出荷開始時期:9月中旬予定
備 考:ATAPI 内蔵型/業務用
□総販売元
プレクスター株式会社
周辺機器部 国内営業課
〒110-0005 東京都台東区上野5-8-5 CP10ビル5F
<プレクスターダイレクトショップURL>
https://www.plextor-direct.net
□開発・企画元
シナノケンシ株式会社 システム機器事業部
〒386-0012
長野県上田市中央6-15-26
http://www.skcj.co.jp/
■本製品のコンセプト
モバイルタイプのCPU製品及びマザーボード製品の発売に伴い、業務用設備やパソコンの小型化・軽量化が確実に進みつつあります。同時に、業務用用途やノート型パソコンに多く搭載されていたスリムタイプのDVDドライブやハードディスクなども、さらなる小型化、軽量化が求められております。
また店頭や街頭に設置するKIOSK端末などの業務機器に光ディスクドライブをご利用頂く場合、従来のトレイイジェクト・ローディング方式では、ローディングメカの耐久性やディスクを傷つけないなど安全性に優れる反面、手動でトレイを出し入れする構造上、トレイ部分を端末使用時に誤って破損するなどの問題を抱えておりました。
弊社では、このような小型製品へのDVDドライブ組み込みの要望や市場状況、業務機器をご利用されるお客様の使い勝手向上を目指して、従来のトレイを引き出し、光ディスクをはめ込みする作業を必要としないディスクエッジ・ホールドローディング機構を搭載したスリムDVDスーパーマルチドライブの販売を企画致しました。
■製品特長
1.ディスクの安全性に配慮したディスクエッジ・ホールドローディング機構
ディスクをドライブ内に入れるスロットローディング時の動作において、記録面をこすらず、ディスク外周部をはさんでローディングを行うディスクエッジ・ホールドローディング機構を搭載いたしました。
上下ローラによるスロットローディング方式の問題であったディスクに付着しているごみやホコリによるディスク記録面への損傷を与え難い設計となっております。同時に、狭いスペースでの操作性向上、ディスク出し入れの時間短縮などを行うことが可能となりました。
2.9種類のCD/DVDディスクに対応したスーパーマルチドライブ
スリムDVDスーパーマルチドライブ(内蔵型)としては、最速レベルのDVD書き込み速度に対応いたしました。
対応速度:DVD±R 8倍速,DVD+R 8倍速,DVD-R 6倍速,DVD±R/DL 4倍速,DVD-RAM 5倍速,また、CD-R,CD-RW,DVD±R,DVD±RW,DVD±R DL,DVD-RAMの9種類のディスクに対応したスーパーマルチドライブのため、お客様がご利用になる際ディスクの選択に迷うことがありません。
3.「RoHS※1.2指令」への対応
鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB[ポリ臭化ビフェニール]、PBDE[ポリ臭化ジフェニルエーテル]の使用を制限する有害物質規制<RoHS指令1.2>に対応いたしました。
※1 RoHSは、Restriction on Use of Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限)の略表記となっております。
※2 RoHSは、2006年7月1日以降にEU加盟国で発売する電気、電子製品を対象に、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB[ポリ臭化ビフェニール]、PBDE[ポリ臭化ジフェニルエーテル]の使用を制限する有害物質規制です。
【PX-608AL 製品仕様】
(※ 関連資料を参照してください。)