サイボウズなど13社、ソフトウェアのビジネス基盤強化で「MIJSコンソーシアム」を発足
『日本初、国産ソフトウェアベンダー13社による「MIJSコンソーシアム」発足
~ 市場で支持をうける国産ソフトウェアを有するトップベンダー同士が結束し、多様化する顧客ニーズに対応、国内・海外へのビジネス強化をはかる~』
サイボウズ株式会社 (本社: 東京都文京区 代表取締役社長: 青野 慶久(戸籍名: 西端 慶久) 以下サイボウズ) とソフトブレーン株式会社 (本社: 東京都港区 代表取締役社長: 松田 孝裕 以下ソフトブレーン) を発起人代表とする、市場で有力な国産ソフトウェアベンダー13社は、「メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム (Made In Japan Software Consortium、(以下、MIJS))」を本日2006年8月7日(月)に発足し、下記の目的と成果を目指し運営を開始いたしました。
■目的
MIJSは、ソフトウェアベンダーの側から、ビジネスに対するITの顧客満足度に応えるため、市場で求められるソフトウェアの製品間連携によるシステム基盤を構築し、国内・海外に向けて「日本のソフトウェア」に対する優秀性の認知向上、市場におけるビジネス基盤の強化をはかります。
■背景とコンソーシアム発足の経緯
・鉄鋼、電気、自動車などの分野に代表されるメイド・イン・ジャパンの製品は世界中で支持を受け、高い評価を受けてきました。しかし、ソフトウェア産業においては、日本製品には十分高い技術力がありながらも、単独で世界に通じる市場認知、競争力が足りない状況にあります。
・市場では、ビジネスの変化に対応できるITが急速に求められるなか、これまでのスクラッチ (一つ一つプログラムで作りこむ開発手法) ではなく、業務の要件に的確に応えられるソフトウェア製品を利用し、それらを組み合わせることで柔軟なシステムを構築できる環境が求められています。
・アプリケーション分野では、要求の厳しい日本のユーザー企業の中で熾烈な競争を勝ち抜いて採用されている日本のソフトウェア製品が多数成熟しています。顧客ニーズに細やかに対応するノウハウやサービスの提供において、日本ならではの優位性を形成しつつあります。
・こうした背景から、MIJSは、市場でトップシェアを有する国産ソフトウェアベンダーの参画を得て最強のソリューションサービスを提供し、海外展開および国内競争力強化を図り、ナショナルブランドを確立いたします。
■MIJSの体制と今後の活動について
・本コンソーシアムは13社の発起人をもって設立いたします。
・事務局は、ソフトブレーン社内に設置し、以下の運営を推進します。
(1) ソフトウェアのジャンルごとに製品間のインターフェイスを整備して標準化をはかり、業種業態を問わず SOAをベースに今後のサービスのモデルへもつなげていく。MIJSに参画する企業は、顧客ニーズの多様化を吸収する製品連携をコンソーシアムが策定する基盤上で実施する。
(2) MIJSは、国産ソフトウェアプロダクツの内外の競争力を高める基盤づくりと、市場への訴求、顧客ニーズを取り込んで参画企業へフィードバックし、製品サービスの強化を推進する。
これにより、MIJSは、国内ならびに海外に向けて「日本発」のソフトウェアによるビジネススキームを構築していきます。
■事務局所在地
東京都港区港南1-8-15 Wビル6階 (ソフトブレーン社内)
■MIJS発起人各社の会社概要 (50音順)
* 関連資料 参照
■MIJSホームページ
http://www.mijs.jp
《本件に関するお問い合わせ先》
ソフトブレーン株式会社 MIJS事務局担当
TEL:03-6714-2914 FAX:03- 6717-5835 E-mail: info@mijs.jp
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。