ホンダ、HondaJetの機体開発や製造・販売の新会社を米ノースカロライナ州に設立
HondaJet事業化に向けて新会社を設立
Hondaは、航空機の機体の開発、製造、販売を行う全額出資子会社、ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company)を米国に設立すると本日発表した。
新会社は、これまでHondaJetの試験飛行の拠点となってきた米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市のピードモントトライアッド国際空港の敷地内に設立し、社長にはHondaJetの開発責任者である藤野 道格(ふじの みちまさ)が就任の予定。10月からの本格稼動に向けて今後準備を進め、秋頃からHondaJetの受注を開始する。
2010年頃の量産販売開始を目指し、今後この新会社は、HondaJet量産型機体の開発、認定取得、生産準備、ならびに提携先であるパイパー・エアクラフト社との協力体制のもと、販売とサービスのネットワーク構築を進めていく。
これにより、2004年に設立した航空エンジン事業の全額出資子会社であるホンダエアロ インクと、同社とGEとの折半出資会社であるGE Honda エアロ エンジンズに続き、Hondaの航空事業への参入はエンジン事業と機体事業の両面で実現することになる。
【新会社概要】
社名 : ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company)
設立 : 2006年8月
出資形態 : 本田技研工業株式会社 100%出資
代表者(社長) : 藤野 道格(ふじの みちまさ)
所在地 : 米国ノースカロライナ州 グリーンズボロ市
以上