ヴイエムウェア、IntelベースのMac OS X向けデスクトッププラットフォーム製品を発表
ヴイエムウェア、Apple Mac OS X 向け新製品を発表
Intel ベースの新型Mac 上でMac OS X、Windows、Linux、NetWare、Solaris を同時に実行可能に
業界標準システム向けの仮想インフラストラクチャソフトウェアにおけるトップベンダーであるヴイエムウェア株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:三木泰雄)は本日、IntelベースのMac上において、Mac OS Xと同時に、仮想マシン内でWindows、Linux、NetWare、Solarisといったx86オペレーティングシステムを稼動させることができるMac向け新製品を発表しました。ヴイエムウェア社は、サンフランシスコで開催されている、アップル社のデベロッパーズカンファレンス2006において、この新製品のデモを行いました。
ヴイエムウェアの社長であるDiane Greene(ダイアングリーン)は、「弊社のデスクトッププラットフォーム製品を、AppleのMacにも提供できることを嬉しく思います。この製品に対しては信じられないほどの需要があり、Macユーザから最も注目を集める製品となることは明らかです。ヴイエムウェアは、最先端の堅牢な仮想化プラットフォームだけでなく、仮想プラットフォームを活用するための優れた追加機能も提供しています。今回の発表により、Macユーザにはヴイエムウェアのプラットフォームと追加機能が提供され、再起動することなくさまざまなオペレーティングシステムを実行できるようになりました。MacとWindows PCの両方を使用しているユーザは、この製品を通じてMac上に両方の環境を統合することができます」と述べています。
この新しいMac製品がベースとしているのは、堅牢かつ高度なヴイエムウェアの仮想化技術で、すでに七年以上にわたって出荷され、現在は400万人を超える人々が使用しています。今後は、すべてのヴイエムウェア製品で作成した仮想マシンがIntelベースのMac上で実行できるようになります。同様に、Mac OS X以外の仮想マシンについても、この新製品で作成したものならば、ヴイエムウェアが提供する他のプラットフォーム製品の最新版で実行できるようになります。
さらに、VMware Technology Network(VMTN)(www.vmtn.net)からダウンロード可能な250種類を超える仮想アプライアンス向けソリューション(セキュリティ、負荷分散、コラボレーション、データベース、開発、通信、ビジネスアプリケーションなど)についても、Macユーザが利用できるようになりました。仮想アプライアンスとは、事前に構築と構成が行われていて、すぐに利用可能なソフトウェアアプリケーションであり、VMware PlayerやVMware Server(両製品ともhttp://www.vmware.com/jpから無償ダウンロードが可能)など、VMware仮想製品で実行可能な仮想マシン内にすべてパッケージされています。
価格と出荷予定
本製品は、今年の後半にベータ版をリリースする予定です。入手をご希望の方は、http://www.vmware.com/macosで事前登録することができます。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア社は、業界標準システムの仮想化ソフトウェアのグローバルリーダーとして、本社をカリフォルニア州パルアルトに置き、EMC 社(NYSE: EMC)傘下でビジネスを展開しています。VMware 製品は、世界的にビジネスを展開する大企業において採用され、現在のコンピューティング資源を最大限に活用しながら、企業のIT を簡素化し、変化するビジネス要求へのより速い対応を実現しています。VMware 製品は現在、世界各国で300 万人を越えるユーザを持ち、フォーチュン100 の99%など、20,000 社を超える企業で採用されています。ヴイエムウェア社についての情報は、http://www.vmware.com/jp をご覧ください。
* VMware、VMwareロゴはVMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。