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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'05.07.Tue
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2007'02.02.Fri

帝人ファーマ、在宅での検査に適した携帯用睡眠時無呼吸検査装置を発売

携帯用睡眠時無呼吸検査装置「SAS-2100」の発売について


 帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大八木 成男)は、このたび在宅で睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を行うのに適した携帯用睡眠時無呼吸検査装置「SAS-2100」を発売致します。
 SASの確定診断には入院して終夜検査を行う必要があり、一方、在宅でのスクリーニング検査に広く用いられているパルスオキシメーターは、血中酸素飽和度と脈拍のみしか検査できません。本装置を用いることにより、在宅で簡便により幅広い項目を検査することができます。
 本装置の投入により、帝人ファーマの持つ睡眠時無呼吸関連の製品ラインナップはさらに充実することになり、今後さらなる売上拡大を図っていきます。

(※製品画像あり)

 詳細は下記のとおりです。


  記

1.睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する当社の取組み
 帝人ファーマは、SASの検査装置やCPAP治療装置を医療機関にレンタル販売する事業を展開しており、現在、国内トップレベルのシェアを有しています。SAS検査装置については、企業の健康診断などにおいて在宅でのスクリーニング検査として用いるパルスオキシメーター(血中酸素飽和度をモニターする検査装置)から、医療機関に入院して行う確定診断に用いるポリソムノグラフィーシステム(脳波、心電図、呼吸状態など、睡眠中の諸状態を全体的に調べる検査装置)まで取り扱っており、今回、在宅でのSASのスクリーニング検査により適した携帯用睡眠時無呼吸検査装置を発売することにより、品揃えが一層充実することになります。

2.新製品「SAS-2100」について

(1)「SAS-2100」の概要
 ● 睡眠中の呼吸状態を測定し、無呼吸・低呼吸の有無や重症度を診断する検査装置です。

 ● SASの確定診断のためには、入院して終夜にわたり脳波などを含む専門的な検査を受ける必要がありますが、本装置を用いることにより、在宅で従来に比べて幅広いスクリーニング検査を行うことが可能となります。

 ● 本装置は、医療機関(病院・診療所)や健診センター、企業の健康管理室などに購入いただき、医療機関などがSASの疑いのある患者さんに対して貸し出します。

 ● 本装置は、本体をリストバンドで手首に固定するとともに、センサーを鼻と指に装着して使用します。

 ● 患者さんが自宅で睡眠前に本装置を装着して眠ると、睡眠中の呼吸状態が記録されます。医療機関は、事後返却された本装置に記録されたデータをパソコンにダウンロードし、専用ソフトで解析することにより、SASであるかどうか、またその重症度について診断することができます。

(2)「SAS-2100」の機能と特長
 ● 従来、在宅での1次スクリーニング検査に使用しているパルスオキシメーターが血中酸素飽和度と脈拍のみをモニターするのに対し、本装置は、SAS診断の指標となる「呼吸(鼻気流の流れ)」「いびき」「血中酸素飽和度」「脈拍」といったデータを記録して解析するため、より高精度なスクリーニング検査が期待できます。

 ● 腕時計のようにリストバンドで手首に固定しますが、小型・軽量(100g)であるため、さほど負担にはなりません。

 ● 患者さんが自宅で自ら操作できるよう、センサーは患者自身で装着し易い設計になっており、操作もボタン一つで簡単です。また、本体の液晶には、測定状態がアイコンで解りやすく表示されるようになっています。

 ● 記録された検査データは、USB接続で簡単にパソコンに送信でき、解析および検査結果レポートを作成することができます。

3.発売時期
 2006年8月21日

4.販売価格
 【 定価 】775,000円(解析用ソフトを含む)
 ※本装置を用いた睡眠時無呼吸検査には健康保険が適用されます。保険医療機関で本検査を受けることによる患者さんの自己負担は、3割負担の場合で2,867円です。

5.販売方法
 日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:荻野 和郎)より製品供給を受け、帝人在宅医療株式会社(本社:東京都千代田区、社長:古田 拓)を通じて医療機関、健診センター、企業の健康管理室などに販売します。

以  上


【 ご参考 】睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome :SAS)について

(1)SASとは
 気道の閉塞などの原因により、眠っている間に繰り返し呼吸が止まる病気で、 激しいイビキや、日中の眠気などの症状があります。また、高血圧や脳卒中などの生活習慣病を招き、死亡率が高まるとの報告もあります。日中の眠気のため、交通事故や労働災害、生産性の低下などにつながることもある社会的影響の大きい危険な疾患です。

(2)国内の市場動向
 潜在患者数は人口の2%(国内では200万人)と言われています。国内では、2003年に新幹線運転士の居眠り運転問題が起こり、疾患に対する社会認識の高まりとともに、診断装置や治療装置の市場も拡大しています。しかし、本疾患の代表的な治療法であるCPAP治療(鼻マスクから気道に空気を送り込み無呼吸を防ぐ治療)を受けている方は、現在でも10万人に満たないと推定されており、潜在患者が多いと考えられています。



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