JR東日本とドコモとJCBとビットワレット、4つの決済サービスを共通インフラ利用で合意
「Suica」「iD」「QUICPay」「Edy」が1つの決済端末で利用可能に
東日本旅客鉄道株式会社(以下JR東日本、代表取締役社長:清野 智)、NTTドコモ(以下ドコモ)、株式会社ジェーシービー(以下JCB、代表取締役執行役員社長:信原 啓也)、ビットワレット株式会社(以下ビットワレット、代表取締役社長:川合 成幸)は、JR東日本とドコモが開発を進めている共通インフラ(共用リーダ/ライタと共通利用センター)を、JCB、ビットワレットが利用することで、合意しました。
本合意により、2007年1月を目途に運用を開始する「Suica」「iD(TM)」が利用できる共通インフラに、順次「QUICPay(TM)」「Edy」が加わり、4つの決済サービスを1台の共用リーダ/ライタで提供することが可能になります。
今後のさらなる拡大が期待されている非接触ICカード決済市場において、複数の決済サービスを利用できる共通インフラを提供することは、導入店舗における設置スペースの削減や導入コストの軽減などにより、共用リーダ/ライタの普及を加速度的に進展させるものと考えております。
また、導入店舗の拡大による小額決済を中心とした決済サービスの利用環境の向上により、ご利用になるお客様にとっては、様々な店舗で、サービスを使い分けることができるようになるなど、これまで以上に利便性を高め、将来的には日常生活に身近で必要不可欠なインフラとして、生活スタイルにも大きな変化をもたらすものと考えております。
今後も、お客様のさらなる利便性向上を目指し、他の決済サービス事業者に共通インフラ(共用リーダ/ライタと共通利用センター)利用の働きかけを行い、非接触IC決済サービスが生活のあらゆるシーンで利用可能となるよう、さまざまな取り組みやサービスの拡充に努めてまいります。
「Suica」は、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
「iD」は、NTTドコモの商標です。
「Edy」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。