SASジャパン、HPと「Integrityサーバー」対応BIソフト開発などで提携強化
SAS、HPとの提携を強化
~「HP Integrityサーバ」対応ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアを提供~
ビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都中央区勝どき、代表取締役社長:吉田 仁志、以下:SAS)は本日、SASが、世界規模のテクノロジー・ソリューション・プロバイダであるヒューレット・パッカード社(以下:HP)との関係を強化し、「HP Integrityサーバ」に対応した「SAS(r) Enterprise Intelligence Platform」の開発、マーケティング、販売を促進していくことを発表しました。今回の提携により、両社は、事前販売のサポート、プロジェクトの規模設計、アーキテクチャの評価で協業する他、共同マーケティングと販売契約活動に関わる共有リソースの拡大を図ります。
SASはこれまで、2年以上に渡って「HP Integrityサーバ」をサポートしてきました。今回、両社は25年間の協力関係を土台に提携に合意し、SASのビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトウェアと「HP-UX 11i」を搭載した「HP Integrityサーバ」の統合を強化していきます。両社は、企業全体のビジネス・プロセスを統合し、業績の正確な把握を支援する新しい垂直型ソリューションを開発・販売します。
日本ヒューレット・パッカード株式会社のビジネスクリティカルサーバ製品本部長、榎本敏之氏は、今回の提携強化について、次のように述べています。「企業が全社規模でのビジネス・プロセスの統合、効果的なデータ活用によるパフォーマンス向上の必要に迫られている中、今回の『HP Integrityサーバ』でのSASとの協業強化が、顧客企業のニーズを満たすことにつながると期待しています。今後、日本市場においても両社の協業をさらに促進していく予定です」
SASの戦略的提携およびチャネル担当副社長、マイルス・マホニー(Miles Mahoney)は次のように述べています。「今回の発表により、SASは、最も厳しい負荷にも耐えられるプラットフォームとして『HP Integrityサーバ』への対応を強化していきます。SASとHPの両社は、効果的な購入と実装、また企業の戦略目標の達成に必要なミッション・クリティカルなビジネス・アプリケーションのパフォーマンス確保に不可欠なサポートを提供していきます」
両社の提携により、SASのソフトウェアは、「HP Integrityサーバ」用に高性能を発揮すべく最適化され、金融、医薬品/ライフサイエンス、公共部門をはじめとしたさまざまな業界の顧客企業に貢献しています。今後、両社は、実装プロセスをさらに円滑化し、ユーザーがこれまでのハードウェア・ソフトウェアへの投資をより効果的に活用できるよう、継続して新規リリース/アップデートの形で最適化を推進していく予定です。
■SAS Institute Japan株式会社について
SASはビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーです。全世界では、約40,000サイトでSASが採用され、日本においては1,500社2,300サイトの導入実績を誇ります。SASは、大容量データから企業のパフォーマンスを向上させるインテリジェンスを創出する支援をしています。統合BIプラットフォーム「SAS(r)9 Enterprise Intelligence Platform」を基盤に、業務特化ソリューションとしてCEO・CFO向けの企業業績管理やCMO向けのマーケティング・オートメーション、業界別には金融サービス業向けのBasel II対応、医薬業向けの臨床データ解析、製造業向けの品質保証・需要予測、通信業、保険業界向けの統合パッケージなど、広範なBIソリューションを市場に投入し、「The Power to Know(r)(知る力)」を提供し続けています。設立:1985年。社員数:約210名。(本社:米国ノースカロライナ州キャリー、設立:1976年。社員数:Worldwide 約1万名)(http://www.sas.com/japan/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。