オリンパス、組織内の微量な遺伝子解析が可能な高感度発光イメージングシステムを発売
オリンパス、細胞へのダメージが少ない発光イメージングシステム
「LUMINOVIEW(ルミノビュー) (LV200)」を発売
~より明るいレンズで細胞、組織、胚などの発光観察から遺伝子解析が可能に~
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、生きた個々の細胞から発せられる微弱な光を画像化する、高感度な発光イメージングシステム(*)「LUMINOVIEW(LV200)」を10月23日から国内で販売します。「LUMINOVIEW(LV200)」は、今年5月から受注販売を開始した「LUMINOVIEW (LV100)」の後継機種です。個々の細胞の発光量、形態、位置などの情報を、画像と数値の両方で得ることができる従来のシステムに、より明るいレンズを採用したことで、細胞内、組織内のさらに微量な遺伝子解析が可能となりました。当社は、本システムの販売のみならず、バイオ分野におけるさまざまな装置、アプリケーションを提供することで、生命現象の解明、創薬や研究、そして再生医療の研究など、次世代医療に向けた最先端研究へ貢献していきます。
※本システムは2005年12月5日に発表した「発光イメージング技術」を応用し、製品化したものです。
(*)発光検出により、細胞内でおきる生命現象を個々の細胞レベルで解析できる装置。
なお、「LUMINOVIEW (LV200)」は11月30日(木)~12月2日(土)に東京国際フォーラムで開催される「第13回日本時間生物学会学術大会」(準備委員会委員長:深田吉孝 東京大学大学院理学系研究科 生物化学専攻 教授)に展示いたします。
製品名 発光イメージングシステム「LUMINOVIEW (LV200)」
価格(税込) 1000万円~
販売開始日 2006年10月23日
目標販売台数(国内) 初年度10台
●主な特徴の概要
1. 個々の細胞や組織の発光イメージング測定を実現
2. 前機種より明るいレンズを採用し、さらに微量な発現解析に対応
3. 操作性を追求したユーザーフレンドリーデザイン
* 関連資料「別紙」参照
・導入の背景
・主な特徴の詳細
・発光イメージングシステム「LUMINOVIEW (LV200)」のアプリケーション
・主な仕様
【本件に関するお問い合わせ先】
オリンパス株式会社 バイオ事業推進室
TEL 042-691-7133 (ダイヤルイン)
〒192-8512 東京都八王子市久保山町2-3
ホームページURL http://www.olympus.co.jp/jp/lisg/genome/