古河電工、区画貫通部防火措置キット「イチジカン-耐火パック」で大臣認定を追加取得
モルタル充てんを必要としない画期的な区画貫通部防火措置キット
「イチジカン(R)-耐火パック」の適用範囲を大口径給排水・電気配管にも拡大
古河電気工業株式会社と株式会社古河テクノマテリアル(本社:神奈川県平塚市、社長中村信之、資本金:3億円古河電工出資100%)は、断熱被覆管(金属管・合成樹脂管)・合成樹脂製可とう電線管・給水給湯用さや管の区画貫通部防火措置キット「イチジカン(R)-耐火パック」で、国土交通大臣認定(PS060WL-0318(壁・中空壁含む)、FL-0319(床))を追加取得しました。
追加認定により、呼び径100までの硬質塩化ビニル管をはじめ、電気・空調・衛生分野の各種設備配管に使用が可能となります。従来認定範囲との併用で、2007年度の売上3億円/年を見込みます。
■従来の課題と解決策
配管類が建築物の防火区画となる壁や床を貫通する場合は、所定の性能の延焼防止措置を行うことが建築基準法で義務付けられています(最大1時間耐火)。
今回の追加認定取得によって、下表にある従来の課題を解決しました。
*添付資料をご参照ください。
■適用部位
中空壁を含めた全ての国土交通大臣耐火・準耐火認定壁(厚さ80mm以上)及び床(鉄筋コンクリート・ALCパネル:厚さ100mm以上)
■「イチジカン(R)-耐火パック」の特長
・開口径に合わせた一つのパックを充填するだけで施工完了(工期短縮が可能)。
・火災時には熱膨張材が配管等の溶融で出来た空間を素早く閉塞。
・一箇所の施工に必要な部材を全てキット化。
・開口径φ50~φ160までに対応。
【商品名】 「イチジカン(R)-耐火パック」
【販売単位】 1組/1箱
【標準価格】 品番PQ-50 :2,700円/組
PQ-75 :3,200円/組
PQ-100:3,900円/組
PQ-125:5,600円/組
PQ-150:6,800円/組
■備 考
東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催される「第38回管工機材・設備総合展(10/18~20)」において出展発表を行います。