昭和電工、韓国の半導体・液晶パネル市場向け特殊材料ガス事業を本格展開
韓国における半導体・液晶パネル向け特殊材料ガス販売の本格展開について
昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平)は、韓国ソウル市の当社100%子会社「韓国昭和化学品株式会社」(以下、現地子会社)における営業活動を本年11月より開始し、韓国における半導体・液晶パネル市場向け特殊材料ガス事業を本格的に展開します。
韓国の半導体および液晶パネル市場は、台湾と並び出荷額ベースでアジア市場の30%を占める大市場であり、特に最近は、液晶パネル市場の規模が急拡大しています。当社は、現在、川崎製造所で行っている韓国向け特殊材料ガスの配送や技術サービス等への対応を、現地販売拠点での対応に切りかえることにより、今後増大が予想されるお客様ニーズにお応えしてまいります。
現地子会社においては、受注活動、技術・品質上のサポート活動、市場動向調査等を実施すると同時に、京畿道安城(アンソン)市に、特殊材料ガス貯蔵所の建設(2007年上期完成予定)を開始します。韓国内での貯蔵所の設置により、お客様へのタイムリーな配送が可能となります。
当社グループの特殊材料ガス事業は、本件により、5つの販売拠点(日本、台湾、中国、シンガポール、韓国)と2つの生産拠点(日本、台湾)を有することとなり、アジア市場全体を一層きめ細かくカバーする体制が整いました。今後も高品質な製品を安定的にお届けすることにより、お客様により一層ご満足いただけるように努めてまいります。
以上
(ご参考)現地子会社概要
・会社名:韓国昭和化学品(株)(Korea Showa Chemicals Co.)
・設 立:2006年8月
・所在地:(本社)ソウル市内 (貯蔵所)京畿道安城(アンソン)市
・資本金:1,500百万ウォン(約180百万円)
・社 長:高松 久雄(当社執行役員 化学品事業部長)
・事業内容 :半導体・液晶パネル向け特殊材料ガスの販売等
・取扱品目 :当社で取り扱う同ガス全て(高純度塩素、高純度アンモニア等)