アジレント、横河アナリティカルシステムズを統合
横河アナリティカルシステムズを、アジレント・テクノロジーおよび
アジレント・テクノロジー・インターナショナルに統合
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)、アジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)、横河アナリティカルシステムズ株式会社(社長:菅野 隆二、本社:東京都八王子市高倉町9番1号、以下「YAN」)は、2007年2月1日付けでグループの再編を行なうことを発表します。今回の再編ではYANの営業およびサポート部門をアジレント・テクノロジー株式会社に、YANの研究開発および製造部門をアジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社に統合します。
3社の親会社であるアジレント・テクノロジーズ・インクは、2006年2月に、YANを100%子会社化しています。これは、日本国内におけるライフサイエンス・化学分析事業の今後のさらなる成長に向け、YANを100%子会社化するのが最適であると判断したためです。
今回、この目的を効果的かつ効率的に実現するために、YANをアジレント・テクノロジー株式会社およびアジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社に統合することを決定しました。YANの従業員293人(2006年9月末現在)のうち、233人はアジレント・テクノロジー株式会社に、60人はアジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社に移籍する予定です。
YAN統合により、以下のような効果を期待しています。
(1)ライフサイエンス・化学分析事業のおける社名と製品ブランドの一致
2006年2月1日にYANを100%子会社化したあとも、「横河アナリティカルシステムズ」の社名で事業展開してきました。今回、名実ともにアジレントとなることで、さらなる成長の契機としていきます。
(2)電子計測事業とライフサイエンス・化学分析事業の相乗効果
既存ビジネスおよび新規ビジネスにおいて、両事業の相乗効果を追求していきます。
(3)会社規模の拡大によるメリット
電子計測事業およびライフサイエンス・化学分析事業を同一の法人で行なうことで、部門間の人材交流の促進、間接部門の共有化、採用におけるブランド強化など規模のメリットを生かしていきます。
(4)法人数の減少による、管理コストの削減
日本法人の数を3社から2社にすることで、管理にかかるコストの削減を目指します。
2007年2月1日の統合後のアジレント・テクノロジー株式会社およびアジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社の概要は以下のとおりです。
■アジレント・テクノロジー株式会社
本社: 東京都八王子市高倉町9-1
資本金: 74億4000万円
従業員数: 約798名(予定)
オフィス: 八王子、秋田、仙台、つくば、大宮、新宿、川崎、新横浜、松本、名古屋、金沢、大阪、神戸、福岡
事業内容: 電子計測機器、ライフサイエンス、ラボ用分析機器の販売、サポート等
■アジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社
本社: 東京都八王子市高倉町9-1
資本金: 10億円
従業員数: 約422名(予定)
オフィス: 八王子、神戸
事業内容: 電子計測機器、ライフサイエンス、ラボ用分析機器の研究開発、製造等
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2005年度、51億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp