万有製薬、ARBと少量利尿薬の合剤/高血圧症治療薬「プレミネント錠」の製造承認取得
日本初 ARBと少量利尿薬の合剤/高血圧症治療薬「プレミネント(TM)錠」
製造承認取得のお知らせ
万有製薬株式会社(本社:東京、社長:平手 晴彦)は、2006年10月20日、高血圧症治療薬「プレミネント(TM)錠」(一般名:ロサルタンカリウム/ヒドロクロロチアジド)の製造承認を取得しました。プレミネント(TM)は、日本で初めての『アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)と少量利尿薬との合剤』で、当社は2003年6月に厚生労働省へ承認申請を行いました。海外では1995年2月にフランスで発売されて以降、すでに82カ国で発売されており、約1,000万人の患者さんに使用されています。
プレミネント(TM)の主な特徴は以下の通りです:
●日本で初めての、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)と少量利尿薬との合剤で、1日1回 1錠で強力な降圧効果を示します。
●1錠で2種類の薬剤の投与を可能にすることで、患者さんにとって、薬剤数が増えないため飲み忘れが少なくなり、「服薬コンプライアンス」の向上が期待できることから、より良い血圧コントロールが可能となります。
現在の高血圧治療では、治療目標とする血圧値に到達しているのは約半数といわれています。その為、日本をはじめとし海外の高血圧治療ガイドラインではより厳格な降圧療法が求められており、降圧薬の併用療法が推奨されています。その中でもARBと利尿薬の組み合わせは、日本、米国、欧州の高血圧ガイドラインで推奨されています。今回の製造承認を受けて、当社では「プレミネント(TM)錠」が今後の日本における高血圧治療に貢献できるよう努力して参ります。
以 上