アマノ、低環境負荷でコンパクトな高性能VOC除去装置2機種を発売
高吸着能力ゼオライトとプラズマパワーで高い除去率を実現
低環境負荷でコンパクトな高性能VOC除去装置2機種『VRC-30/60』発売
アマノ株式会社(代表取締役社長:春田 薫、本社:神奈川県横浜市港北区、以下「アマノ」)はこのたび、塗装や洗浄、印刷、接着などの工程で発生するVOC(揮発性有機化合物)を対象とし、高い吸着能力のゼオライトと強力な酸化分解力のプラズマ触媒装置により優れた除去性能を実現した、省エネ・省スペース且つ低環境負荷の新型の除去装置『VRC-30/60』を発売いたしました。
大気汚染防止法が改正され、2006年4月1日にスタートしたVOCの排出規制により、大規模な取扱い施設では大風量タイプのVOC除去装置が導入され始めています。しかし、2010年度からは大小問わず全ての施設に排出基準が適用されることから、アマノは今後の市場を見据え、触媒燃焼方式の20分の1以下のランニングコストで廃棄物を出さず低環境負荷、更にコンパクトで30m3/分または60 m3/分クラスと小風量ながら、優れたプラズマ触媒酸化技術と高吸着力のゼオライトで除去率を大幅にアップさせた高性能なVOC除去装置の開発を進め、このたび新製品『VRC-30/60』を発売するにいたりました。
■主な特長
(1)優れたVOC除去性能
高い吸着能力を持つ疎水性ゼオライトを吸着剤とするローターと、酸化分解力の強いプラズマ触媒装置により、VOCを高効率で除去します。
(2)低環境負荷
活性炭吸着法等では吸着剤の廃棄を避けることができませんが、当装置では熱風によりゼオライトを再生処理しているため、廃棄物を出しません。
(3)省エネルギー・クリーン設計
ランニングコストは触媒燃焼方式の20分の1以下。熱交換器の使用により運転時の電気エネルギーを低減させたほか、プラズマ触媒酸化法により、効率的なVOC除去を実現させました。また、インバータ搭載により風量調整の自動化とファン省エネ化も実現させています。
(4)コンパクト
吸着部と酸化分解部をコンパクトに一体化した省スペース設計です。
(5)簡単な運転操作
操作は運転スイッチの入切のみで簡単に行うことができます。
■VRC-30/60 販売価格
・VRC-30: 8,000,000円(本体価格、消費税別) 受注生産(納期3ヶ月)
・VRC-60:15,000,000円(本体価格、消費税別) 受注生産(納期3ヶ月)
■主な仕様(*添付資料参照)
■ 本件(ニュースリリース)に関するお問い合わせ先 ■
アマノ株式会社 http://www.amano.co.jp/
〒222-8558 横浜市港北区大豆戸町275番地
電話:045-401-1441(代表)
(本製品に関わる問合せ) 環境事業本部 電話:045-439-2227