ビットウェイ、電子取次ぎシステムを開発し携帯コミック取次サービスを本格的に開始
ビットウェイが、電子取次ぎシステムを開発し、携帯コミックの取次サービスを本格的に開始!
講談社の人気コミック雑誌「モーニング」の30作品を携帯向け電子コミック書店4社に提供!
株式会社ビットウェイ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:小林泰、以下ビットウェイ)は、業界で初めて電子取次システムを開発し、携帯コミックの取次サービスを本格的に開始いたしました。
また、取次サービスの開始に合わせて、株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野間佐和子)の週刊コミック雑誌「モーニング」※1より30作品を、2006年10月23日より携帯向けコミック書店4社(アクセルマーク株式会社の「ベストヒットCOMICS」、株式会社コミックジェイピーの「comic.jp」、株式会社ビクターネットワークスの「コミック★COMIC」、松下電器産業株式会社パナソニックシステムソリューションズ社の「最強☆コミック」)と、ビットウェイが自社で運営している「Handy コミック」へ提供致します。
【背景】
2005年以降、電子書籍市場の拡大に伴い、携帯電子書店が急増したため、配信・流通プロセスにおいて、出版社の業務負荷の低減や、データの流出、複製の防止などのセキュリティー強化が求められてくるようになりました。そこで、2003年より携帯電話への電子書籍(コミックを含む)配信サービスを行っているビットウェイは、上記のニーズに対応するため、効率的かつ安全、安定的に電子書籍を提供し、携帯コミック市場を安全に拡大することが可能となる流通プラットフォームを構築することが急務となっておりました。
【「電子取次システム」について】
この度、ビットウェイは、電子取次システムを独自開発しました。当システムでは、データを一元管理することで、電子書籍の各電子書店への効率的な配信運用ができるうえ、デジタルデータの流失の危険を回避することが可能となっております。また、各出版社がリアルタイムで販売状況が確認できる機能なども実装されております。
当システムを利用した電子コミックの取次ぎサービスは、現時点で業界初であり、唯一のものになります。
【「モーニング」との連動について】
ビットウェイでは、これまでにも「モーニング」連載の人気作品「課長島耕作」「沈黙の艦隊」「ナニワ金融道」等の作品を電子コミックサイトへ提供して参りましたが、この度、「モーニング」創刊25周年を迎え、30タイトルの人気作品を一挙に携帯電話向けに配信いたします。電子書籍の取次ぎサービスとして、一つの雑誌から連載中の作品も含め一挙に30のタイトルを流通させるのは、初めての試みとなります。
【今後の展開】
ビットウェイでは、携帯コミックの取次ぎだけでなく、携帯書籍(文芸作品)、PC 向けのコミック、書籍の取次ぎも順次行ってまいります。また、電子書店の販売拡大のためのコンサルティングやプロモーション支援など市場拡大に貢献していきます。
配信タイトル一覧(*添付資料参照)
※1 「モーニング」について
30代の男性を中心に、この10月23日に創刊25周年を迎える、講談社発行のコミック雑誌。
「モーニング」連載作品は次々と映画、ドラマ、アニメ化される等、人気と注目を集めています。