日本山村硝子、伊社と金型の温度自動制御システムなど2製品の独占委託販売契約を締結
伊BDF-Boscato & Dalla Fontana S.p.A.社との独占委託販売契約締結に関するお知らせ
当社は、この度ガラス瓶の重量を自動的に制御するシステム(GMW)と、金型の温度自動制御システム(MTC)の2製品に関しまして、BDF-Boscato & Dalla Fontana S.p.A.社(ボスカート アンド ダラ フォンタナ、本社:イタリア ビチェンツァ市)と独占委託販売契約を締結致しましたので下記の通りお知らせ致します。
1.製品(GMWとMTC)の内容について
GMW(Gob Measurement and Weight Control)は、ガラス瓶を製造する際の成形機に送り込まれるゴブ(熔融ガラスの塊)を3台のCCDカメラで撮影し、その体積、長さ、傾きと落下位置を計測することにより、ゴブの質量を±0.5%の精度で制御できるシステムです。
MTC(Mould Temperature Control)は、ガラスびん製造用の金型温度を±2℃の範囲で自動制御できるシステムです。これらは当社のガラスびんカンパニーが独自で開発した装置で、ガラスびん製造現場で求められている生産性の品質向上及び安定性に大きく貢献します。また従来は難しかった超軽量化ガラス瓶の生産にも役立ちます。
2.BDF-Boscato & Dalla Fontana S.p.A.社について
BDF-Boscato & Dalla Fontana S.p.A.社(社長:Emanuele Dalla Fontana、エマニュエレ ダラ フォンタナ)は、1906年創業と業歴長く、ガラス瓶製造用機械及びその関連機器を取り扱う、業界大手サプライヤーです。世界中に販売ネットワークを有することから、今回の契約により当社の販売力の強化と欧米における知名度の向上が図れるものと期待しております。
以上