富士ゼロックス、横浜市「みなとみらい21」に新しい統合R&D拠点開設で約600億円投資
総額約600億円を投資
新たな富士ゼロックスの統合R&D拠点を横浜市「みなとみらい21」に開設
国内研究・開発機能を再編し、横浜および海老名の2拠点に集約
富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、社長:有馬 利男、資本金:200億円)は、研究・開発の強化のため、神奈川県横浜市の「みなとみらい21」65街区を取得いたします。
当社は、開発・生産の構造改革の一環として、2004年11月には、海老名事業所(神奈川県海老名市)の組立工程を中心とした生産機能を、主に中国深センおよび上海に移転しております。これに続き、今回、新しく都市型の研究・開発拠点を設け既存の研究開発拠点を集約することにより、領域を超えて各機能の連携を強化し、商品開発のリードタイム向上、研究・開発コストの効率化、お客様と研究・開発部門との接点強化による市場ニーズへの迅速な対応を目指します。
この、新拠点開設により、分散していた研究・開発拠点を横浜と海老名の2箇所に集約する予定です。既存各拠点の研究・開発機能について順次横浜を中心に統合し、また、海老名事業所は生産技術機能を中心にモノ作りの重要拠点と位置づけ継続することにより、国内の研究開発機能はすべて横浜と海老名の2拠点に集約いたします*。
また、新拠点設置にあたり、神奈川県産業集積促進方策および横浜市企業立地促進制度による助成金制度の申請をしております。
*既存拠点については、移転または別用途での活用を検討中。
【 取得内容 】
■投資金額
▽総額 約600億円
■新拠点の詳細
▽用地 神奈川県横浜市「みなとみらい21」65街区
▽住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目1番
▽敷地面積 約14,600m2
▽建物(予定) 20階建て
▽延べ床面積(予定) 約146,300 m2
▽収容人数 最大約5,200人
▽利用目的 研究開発拠点として利用
▽土地取得先 独立行政法人 都市再生機構
■スケジュール
▽土地取得契約予定日 2006年11月下旬
▽建物着工予定日 2007年8月頃
▽建物竣工予定日 2009年7月頃
▽拠点稼動予定日 2009年8月頃
■既存拠点について
既存拠点については、移転または別用途での活用を検討中。
【建物イメージ】
添付資料をご参照ください。
(注)建物イメージは応募時のデザイン案であり、実際に建築されるものとは異なる場合があります。