2007'04.16.Mon
武田薬品、既存の研究機能を統合し神奈川県藤沢市に「新研究所」を開設
「新研究所」の開設について
当社は、このほど大阪府大阪市および茨城県つくば市に保有する研究機能を統合し、2010年度稼動を目標として、神奈川県藤沢市に「新研究所」を開設することを決定いたしました。
今春、当社は5ヵ年経営計画である「06-10中期計画」を策定し、「日本発の世界的製薬企業」の創生に向け、「常に誠実に企業活動に取り組む」という"タケダイズム"を事業の根幹に据え、重要な経営課題への挑戦を開始いたしました。
その基本方針のなかでも、「自社研究開発における新薬創出力の回復」は、当社がグローバルな事業展開によって着実に成長していく上で、最も重要な経営課題です。研究開発マネジメントの見直しとともに、グローバルな研究基盤整備などに重点的に経営資源を投下し、2011年度以降、自社研究開発からの新製品を継続的に発売できる体制を確立することが急務となっております。
これを促進するために、現在、大阪市十三地区とつくば市に分散している創薬研究機能を藤沢市に統合・再編成することで、国内研究拠点の一元化を図り、社内外・国内外の研究機関や研究者にとって魅力ある、活力に溢れた、ダイナミックな研究体制を構築し、世界トップレベルの創薬研究を実現してまいります。
以上
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