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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.28.Thu
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2007'04.16.Mon

日本エイム、エイペックスと共同持株会社を設立し事業統合に基本合意

株式会社エイペックスとの株式移転による事業統合の基本合意に関するお知らせ


 平成18年10月25日開催の当社取締役会において、株式会社エイペックス(名古屋証券取引所セントレックス上場、以下:エイペックス)と共同して株式移転により完全親会社(共同持株会社)を設立する基本合意をエイペックスと締結する旨決議し、基本合意書を締結いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。


                            記

1.株式移転による事業統合の目的
(1)経営統合の意義
 日本エイム株式会社(以下:日本エイム)は半導体・FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)メーカーに対して、製造ラインの立上げ及び運営に関して高い専門性を有するエンジニアによる製造ラインの一括受託アウトソーシングサービス事業を展開しております。また当社は「Value up Vision」という中期経営計画を掲げ、半導体特化戦略、業務の高付加価値化戦略を推し進めております。
 エイペックスは、国内外の半導体デバイスメーカーに対し、中古半導体製造装置の売買並びに技術サービスを中核とした総合的なコストダウンソリューションの提供でお客様の利益拡大に貢献しております。平成17年5月には国内のサードパーティとしては最大規模のクリーンルームと空調倉庫を有するエイペックステックセンターを建設、在庫装置の充実と技術サービスの更なる品質の向上を図るとともに、プローブカードをはじめとする装置周辺ビジネスにも進出しております。 両社は、平成17年8月の業務提携にはじまり、同年10月の合弁会社ネクサス・テクノロジ株式会社(以下:ネクサス・テクノロジ)の設立、平成18年7月の資本提携と、企業間関係を深耕してまいりました。その過程において、エイペックスのテックセンターを利用した当社技術職社員に対する技術教育や、ネクサス・テクノロジを通して当社の全国における顧客基盤を利用した半導体製造装置ユニット販売・修理などを展開し、提携によるシナジー効果を確認することができました。さらに「半導体・FPDメーカーに対するコア・ベンダーとなる」という共通した目標を掲げていること、また両社のサービスが互いに補完し合えるサービスであることを改めて認識することができました。
 よって、当社とエイペックスは、両社の企業価値最大化を実現することを目的として、共同持株会社を設立し事業統合を行うことを取締役会にて決定いたしました。これにより新設する共同持株会社グループは、国内外の半導体・FPDメーカーに対して、「人材」「装置」「設計(デザイン)」の3つのサービスを一括した、ワンストップ型トータルソリューションの提案を行うことが実現できると考えております。 以上の目的のため、両社は共同で完全親会社を設立するものであります。


(2)顧客環境の認識について
 世界的なデジタル家電需要の増加にあいまって、日本エイムとエイペックスの顧客である半導体・FPDメーカー各社は国内外において積極的な設備投資を行っています。
 これらの旺盛な設備投資に伴い、半導体製造装置の分野においては製造装置を含めた工場のスクラップアンドビルドが進行しています。特に半導体製造装置に関しましては、世界的に中古装置の利用が増加傾向にあり、中古市場は今後も成長が見込まれます。
 一方で国内半導体メーカーでは半導体バブル崩壊以降正社員雇用を控えていたこと、また、団塊の世代が定年時期に差し掛かっていることなどから、半導体・FPD製造に関する技術を有する人材の不足が顕著になってきております。 このような状況の中、従来のような人材供給型の請負ニーズだけではなく、製造ラインの立上げから製造の効率化までを一括して請負う、トータルソリューションサービスのニーズが増加しております。
 日本エイムグループは、従来、専門技術者を中心とした製造ラインの立上げ、製造効率化などのソリューションサービスを実施して参りましたが、当社グループの半導体製造プロセスへの提案力が、エイペックスの半導体製造装置に関する技術ノウハウと融合することにより、より高度なトータルソリューションサービスを提供することが可能になると考えております。

(3)シナジー効果について
 次のような活動を強化し、シナジー効果を高めてまいります。
1)装置とサービスのセットセールス エイペックスの装置販売先の顧客に対し、日本エイムの立上げ・定期メンテナンスをワンストップで提供するサービスを拡充してまいります。日本エイムの半導体製造熟練者を中心としたエンジニアを活用した立上げサービスに加えて、日本エイムが社内公募により募集したオペレーターに対し、エイペックスの京都テックセンターにて装置のリファビッシュ(装置の再生)や立上げ等のOJTを行い、立上げ・メンテナンス要員として育成し派遣します。 また、国内のみならずグローバルに中古半導体製造装置の販売、据付、立上サービスを提供できるノウハウを育成し、海外における半導体製造工場立上げを総合的にサポートできる体制を構築してまいります。
2)営業・仕入サポート 日本エイムが請負う製造ラインへエイペックスの中古装置を導入もしくは遊休装置のエイペックスへの販売などにより製造ラインの最適な稼動をサポートしてまいります。そのため、当社のエンジニアを教育することで、エイペックスの中古半導体製造装置買取サービスに対応できるエンジニア数を増加させ、国内の半導体製造装置売却ニーズに応えます。
3)拠点の相互利用 京都府亀岡市にあるエイペックスの京都テックセンターと日本エイムの全国の拠点を、営業および教育拠点として相互に活用する体制を強化してまいります。
4)シリコンサイクルへの対応 比較的シリコンサイクル(半導体業界の景気サイクル)の影響を受けやすい人材分野だけでなく、拡大する中古半導体製造装置市場へ事業の拡大を図り、事業分散によりリスクを軽減し収益の安定化を図ります。シリコンサイクルは国によって異なるため、中古半導体装置の売買を世界的に展開することによって、リスク分散が可能となります。

*以下、詳細は添付資料をご参照ください。

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