デンソー、独RB社とディーゼル排出ガス浄化フィルタの開発・生産会社を設立
デンソーと独ロバート・ボッシュ社、
ディーゼル排出ガス浄化フィルタの開発、生産会社の設立を合意
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:深谷紘一)は、ドイツのロバート・ボッシュ社(本社:ドイツ国シュツットガルト市、CEO:フランツ・フェーレンバッハ)<以下、RB社>と、ディーゼル排出ガス浄化フィルタ(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ、DPF)の開発、生産を行う合弁会社を東欧に設立することに合意しました。デンソーとRB社は、新会社にそれぞれ50%ずつ出資します。
新会社の設立は、2007年初めを予定しており、2009年にコージェライト製DPFを生産開始する予定です。デンソーとRB社は、欧州の次期排出ガス規制「ユーロ5」の施行により、新しく販売されるディーゼル車にDPFが標準装備され、DPFの市場が拡大すると予測しています。新会社では、両社のディーゼルシステム技術を活かし、システムの主要製品として競争力のあるコージェライト製DPFの開発と市場への浸透を図ります。
コージェライト製DPFは、軽量で通気抵抗が低いため、優れたエンジン性能を維持しつつ、排出ガスを浄化することができると共に、コストパフォーマンスにも優れます。デンソーは、2003年からコージェライト製DPFを製造、供給しており、これまで培ってきた技術と経験を新会社でも活かしていきます。
以上