王子製紙グループ、王子板紙の日光工場にバイオマス燃料のエネルギーボイラを設置
王子板紙日光工場に新エネルギーボイラ設置のお知らせ
王子製紙グループでは、地球温暖化防止対策として非化石燃料への転換を推進してまいりましたが、このたびグループ内の王子板紙株式会社日光工場(栃木県河内郡)に、バイオマス燃料を主燃料とする新エネルギーボイラを設置することを決定いたしました。
この新エネルギーボイラ導入により、従来の重油ボイラー使用時に比べ王子製紙グループの化石燃料使用量および化石燃料由来のCO2排出量は2005年度実績に対して、約2%の削減が可能となる見込みであります。
王子製紙グループでは、この新エネルギーボイラの設置により地球温暖化防止に貢献するとともに、高騰を続ける重油からのエネルギー転換を推進することにより、収益力の強化を図ってまいります。
●日光工場/設備の概要
投資額 40億円
設備能力 発生蒸気量 70t/h
完成時期 2008年末
使用燃料 木質チップ、タイヤチップ、RPF、石炭
王子製紙グループは「王子製紙グループ環境憲章」を定め、環境と調和した企業活動に取組んでおります。今後とも省エネルギーの推進およびバイオマス燃料等の新エネルギーの利用の拡大により、地球温暖化の防止に積極的に取り組んでまいります。
以上