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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2007'04.24.Tue

日新火災海上、契約内容がわかりやすい「火災保険ご契約内容確認マップ」を開発

■ <<業界初>> 「火災保険ご契約内容確認マップ」を開発
~ 火災保険のわかりやすさとご契約の適正化を追求した商品説明ツール ~


 日新火災海上保険株式会社(社長:宮島 洋)は、当社リテール戦略の重要な柱のひとつである「お客さまにわかりやすくご納得いただける商品対応」の具体化の一環として、現在の火災保険のご契約内容がわかりやすく理解できる「火災保険ご契約内容確認マップ」を開発いたしました。

 火災保険は、建物の評価や保険金支払い基準がわかりにくく、契約時に保険の対象の加入額を適切に定めないと事故が発生した際に十分な保険金が受け取れないなど、お客さまに不利益を生じさせるおそれがあります。本マップは、この問題に徹底して対処しようとするものであり、現在のご契約内容をわかりやすく表示し、お客さまにとって最適な保険をご提案できるツールとなっています。
 なお当社は、昨年10月には業界初となる「自動車保険ご契約内容確認マップ」をリリースし、お客さまからも大変ご好評をいただいております。

 当社は、これらのツールを通じ、「お客さまに最も身近で誠実な損害保険会社」という企業像に少しでも近づくよう努めてまいります。


1.開発の背景

 1997年に損害保険商品が自由化されて以降、損害保険会社各社は様々な商品を開発し、発売することで、消費者利益の向上を図ってまいりました。しかし一方では、このことが商品を複雑化させ、お客さまにとって商品を理解しづらくするという弊害も生み出しました。当社はこの事態を重視し、2005年4月にスタートさせたリテール戦略においてお客さまの視点から全ての業務を徹底的に見直していくなかで、問題の解決に向けた対策にいち早く取り組んでまいりました。

 その後、商品説明に関するトラブルが発生し社会的な問題になる中、金融庁の公表する「保険会社向けの総合的な監督指針」においては、本年4月以降「募集時における適切な商品説明の徹底・重要事項の明確化」が規定されました。さらに、契約者の保険契約加入の目的、いわゆる「意向確認」のあり方についても、現在検討・整理が行われています。これらの状況からも分るように「毎年の契約更改に際して加入金額を適正に見直し」、「超過保険(加入額が評価額を上回る場合)等を防止」することが極めて重大な課題としてクローズアップされています。
 また、当社をはじめ損害保険会社各社は、「保険金支払い漏れ問題」を発生させ、お客さまの信頼を損なうことになってしまいました。これは、保険会社側における保険金支払い処理時の不備によるものであることは言うまでもありませんが、お客さまにご契約内容が十分に伝わっていないために、お客さま自身が保険金を請求できることをご存知ないケースもあるのではないかと考えました。

 このような背景から、当社の推進する“商品のわかりやすさ”とご契約内容に関する説明の充実を徹底するべく開発したのが、今回の「火災保険ご契約内容確認マップ」です。本マップによって現在の保険契約の内容をお客さまに十分にご理解いただくことがお客さまサービスの徹底にもつながり、さらには保険金の支払い漏れや未請求に対しても効果があるものと考えています。


2.火災保険ご契約内容確認マップの概要

 「火災保険ご契約内容確認マップ」は、お客さまの現在のご契約内容に関する基本的な確認事項や、補償の過不足等を視覚的にわかりやすく表現したツールであり、代理店の説明と合わせて、現在のご契約内容をご確認いただきながら更改契約の内容をご検討いただくことができます。
 主な特徴は以下の通りです。

・コミュニケーションツール
 マップ(地図)風のイラストの上を“すごろく”のように1コマ1コマ進んでいただくことで、ご自身のご契約を改めて深くご理解・ご納得いただけるようになっています。なお、この「火災保険ご契約内容確認マップ」は、一方的になりがちな保険商品のご説明を、お客さまと代理店とのスムーズな対話の中で実現させるための「コミュニケーションツール」と位置づけています。

・お客さまひとりひとりにオリジナルのマップを作成
 お客さまの現在のご契約内容や、必要とされる補償内容に応じて、お一人ごとにオリジナルのマップを作成します。デザインは、基本的なイラストパターンだけで1万通り以上の組み合わせがあり、この「火災保険ご契約内容確認マップ」の作成方法等については、現在特許を出願中です。

・火災保険特有の問題に踏み込んだ対応
 火災保険においては、保険金の支払い基準を「新価 (*1) 」ではなく「時価 (*2) 」で定めていたり、あるいは保険の対象について適切な評価額を算出して加入額を設定しないと、実際に事故が発生した場合に住宅や家財を新たに取得するために必要な金額が受け取れないケースがあります。逆に加入額が評価額を上回っている場合(超過保険)には、評価額までしか補償されないため保険料が無駄になるなど、商品特性上の難しさがあります。「火災保険ご契約内容確認マップ」では、この火災保険特有の問題に大きく踏み込んで、お客さまへのご説明とご提案をいたします。

A.加入額を決める基準となる「評価基準」の整理と「評価方法」の簡便化を行い、適正な価額の判定とおすすめができるよう、システムの強化を行いました。これにより、各々のお客さまのご契約について、実際に保険の対象を評価した方法や評価情報(対象の購入価格や購入年月等の基礎数値)をデータとして保管し、契約更改時に「火災保険ご契約内容確認マップ」に反映させることを可能としました。

B.また、これらの評価情報を、事故受付時に損害サービス部門が参考として活用できるようにし、契約のおすすめから、契約締結、保険金支払いまでを連続性のあるものとしました。

(*1) 新価とは、住宅や家財を新たに取得するために必要な額を指します。再調達価額ともいいます。
(*2) 時価とは、新価から使用による減価(消耗)分を差し引いた額をいいます。


3.その他

 お客さまに「火災保険ご契約内容確認マップ」をよりわかりやすくご理解いただくために、キャラクターを使用したCGアニメーションによるドラマ仕立ての動画「見てわ・か・る火災保険」を現在制作中であり、2007年1月にリリース予定です。 (無料配布・当社ホームページに掲載)


以 上

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