EMCジャパン、異機種混在環境でのデータ保護やリカバリを実現するソフトを発表
EMCジャパン、異機種混在環境でのデータ保護およびリカバリを実現するソフトウェア「EMC RecoverPoint」を発表
ローカルおよびリモート・サイト双方での継続データ保護/リカバリを実現し、RTOとRPOを大幅に向上
2006年11月9日、東京発:
EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ナイハイゼル・エドワード(Edward J. Neiheisel))は、本日、異機種混在環境でのデータ保護およびリカバリを実現する新ソフトウェア製品「EMC(R) RecoverPoint(TM)」を発表しました。「RecoverPoint」は、異機種混在環境におけるRTO(目標復旧時間)とRPO(目標復旧時点)を大幅に向上させるもので、EMCジャパンのリカバリ製品群の中でも、これまでにない機能と利便性を提供する製品です。
「RecoverPoint」は、包括的なデータ保護ソリューションです。統合圧縮およびWAN高速化テクノロジーを使用しているため、リモート・データ・センターへの帯域幅が低いことによる制約を持つ異機種混在環境を迅速に最適化し、コストを大幅に削減できます。さらに、企業内における異機種混在のストレージ・アレイ全体で、Exchange、Oracle、SQLを対象としたアプリケーション固有のデータ保護を行うことができます。また、ローカルおよびリモート・レプリケーションのRAW※1デバイス・マッピングを使用して、「VMware(R)サーバ」向けの災害復旧およびデータ保護の拡張機能をサポートします。
※1.RAW(=Read After Write):ストレージへのデータの書き込みが行なわれた直後に書き込まれたデータを読み込んで元のデータと比較し、記録されたデータが正しいかチェックすること。
「EMC RecoverPoint」を利用することで、ローカル・サイトでのCDP(Cntinuous Data Protection:継続データ保護)、リモート・サイトでのCDPを伴う継続リモート・レプリケーションの双方を行うことができます。同ソフトウェアは、インテリジェント・アプリケーション・ブックマーク、即時リカバリ、双方向のローカル/リモート・レプリケーションをサポートするため、実質的に任意の時点における保護が可能になります。また、独自のクラスタ・アーキテクチャにより、非常に要件の厳しい環境をサポートする直線的な拡張性を備えています。「RecoverPoint」は、異機種混在環境のストレージ、ホスト、ネットワーク、SANをサポートし、ストレージへの投資保護、ビジネス継続性の強化、ストレージ統合の促進を実現します。
「RecoverPoint」を導入することで、例えば24時間365日の可用性が要求されるサービスを提供する企業では、障害発生時にも迅速なシステムの復旧が可能になります。また、本番システムのメンテナンス時にも、セカンダリ・データ・センターにフェイルオーバーすることによって、データ・センターの無停止オペレーションを実現できます。
「RecoverPoint」は、2006年5月のKashya買収に伴ってEMCが獲得した技術を基盤としており、ネットワーク内の帯域外アプライアンスまたはCisco(R)MDS 9000インテリジェント・スイッチ上で動作します。サーバ障害、データ破損、ソフトウェア・エラー、ウイルス、エンド・ユーザーによるエラーなどの一般的な問題はもちろん、データ・センターの機能停止などの大規模障害によるデータの損失からも組織を保護します。
●価格と提供について
「EMC RecoverPoint」の価格は、オープン価格で、本日より、EMCジャパンおよびEMC Velocityチャネル・パートナーを通じて提供開始します。
* EMCおよびRecoverPointは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。VMwareは、米国VMwareの登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
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